脳にストレスを与えずに痩せ体質になる方法
ストレス社会で忙しく生きていくのですから、多少のストレスは仕方ないのかもしれません。そこで、ストレス太りしないダイエットに効果的な方法をご紹介しましょう。
食べるのを我慢しない?
「食べたら太る」という感情は、ダイエットを焦るあまり強迫観念になってしまいます。その強迫観念によって、ダイエットのために食欲を一生懸命我慢しているのに「ストレス太り」というダイエットに反する現象が起きてしまうのです。
食べないストレスで太るなら、ある程度食べても痩せる工夫をしましょう。ストレスなく食べて痩せるダイエットのために、食べたい時に何を食べ、どんな食べ方をするかが問題です。
(1) 朝昼晩の決まった時間に1日3食のリズムを身体に覚えさせましょう。
バランスの良い栄養と1日に必要なカロリーを考えて、朝昼晩と決まった時間に食事をしましょう。イライラして食べたり早食いだと、消化不良で太ってしまいます。だから、食事はリラックスしたご機嫌な状態でよく噛んで食べましょう。
1口60回噛むのがお勧めです。顎を鍛え、咀嚼ダイエットにもなります。
顎を動かすことで、脳が腸を動かすために副交感神経が優位になります。副交感神経が優位になるということは、血流が良くなってリラックスできますので、ストレス緩和にもつながります。
(2) 間食をするなら身体に良いものを
できるだけ甘いものを避け、カロリーの低いゼリーやヨーグルトのような身体に良いもので、200cal未満程度の少量に抑えるのがお勧めです。
もし、ストレスがたまってしまうほど身体が甘いものを欲してしまった時は、洋菓子よりも和菓子、チョコよりもあんこがお勧めです。
(3) どうにもならない食欲を適度に抑えるためのストレス解消法
食べるダイエットといっても、腹八分目ですから、どうしてもお腹がすくこともあります。
お腹がすいたときは、ストレス太りにならないように、身体を動かしたり、何かに集中してストレスを解消する必要があります。
そうすれば、「食欲を我慢している」というストレス現象自体を脳が忘れてしまいます。
ストレスがたまった時に、部屋の模様替えをしたり、大掃除をすることでストレス解消をすることは、至って脳の働きに忠実な行動だったのです。
「食べるダイエット生活」をしていても、無性に甘いものが欲しくなるときがあるかもしれません。特に脂っこいものが食べたいときは、脳が過剰なストレスを感じて、脳内がストレスホルモンであふれている証拠です。このまま食欲を我慢していると、ストレス太りしてしまいます。
そんなときは下記の方法がお勧めです。
- 両手で頬を持ち上げて口角を上げて笑顔を強制的に作る
- 愛する人に1分以上抱きしめてもらう
- マイハグを1分以上する
この方法で脳内に分泌された幸せホルモンは、ストレスホルモンを中和して消し去ってくれます。他にも、リラックスできるように、音楽や読書をしたり、アロマの香りを嗅いだりするのもお勧めです。