男性と女性の“可愛い”が異なるのを感じたことがある人は少なくないでしょう。男性は視覚で、女性は五感で恋に落ちるといわれています。この男性と女性の美的感覚の違いを知って、男性の目を惹くモテる女性を目指しましょう。
男性は女性のくびれを好む?
男性が魅力的に思う女性の身体のバランスは、ヒップ対ウェストが10対7だといわれています。これは世界共通の黄金比で、心理学的統計データからも立証されています。
世界的美女として誰もが知っている、オードリー・ヘップバーンもマリリン・モンローもこの黄金比のスタイルを持っています。オードリー・ヘップバーンとマリリン・モンローでは、ほとんど対極のスタイルであるようですが、実はスリーサイズの黄金比が同じだったのです。
オードリー・ヘップバーン:H76cm:W55cm
マリリン・モンロー :H86cm:W61cm
(H:ヒップ W:ウェスト)
サイズこそ異なるものの、どちらもヒップ対ウェストが約10対7です。彼女たちが世界中の男性を魅了したのは、彼女たちのメリハリボディにあったようです。
男女の本能は原始時代の生活習慣にあった?
原始時代、男性は子孫繁栄のために子どもを産み育ててくれる女性を求め、女性は子どもを安心して産み育てるために家族を敵から守り、責任を持って食事を運んで来てくれる男性を求めました。
人は2足歩行をして武器や道具を使って他の動物よりは便利に生活をし、他の動物にない理性を持った思考力がありました。それでも、人がその時代を生きていくことは、他の動物と同様に命がけでした。それに、理性があったとしてもまだまだ本能の力も強く、繁殖本能も他の動物同様非常に高かったのです。
原始時代の感覚では、子供を連れていない妊娠していない適齢期の女性が、今でいう結婚対象者で、自分の子どもを産んでもらう女性となります。そこで結婚対象者の資格を見定める妊娠していない証がウェストのくびれでした。
というわけで、原始時代いでは、“美しいくびれ”を持った女性がモテていたそうです。男性が思う“美しいくびれ”の基準は、「元気な子どもを産んでくれそうで健康的!」と感じられるものだったそうです。
ちなみに女性は、子どもを安心して産み育てるからには、産前産後から赤ちゃんが独り立ちできるまで、男性が狩りをして食事を調達し、外敵から家族を守ってくれる頼れる男性かどうか、男性の内面を間違わずに見極める必要がありました。そのため、女性は五感をフルに使って頼りになる男性を探したのです。
こうして、男性は“女性の美しいくびれ”を求めて“視覚で恋に落ちる”、女性は“頼れる男性(男性の内面)”を求めて“五感で恋に落ちる”、という本能が形成されていったのです。
但し、ここでいう“男性のくびれ”好きの原因は、現在ではセクハラ発言そのもののようですが、原始時代の生活習慣が、脳の無意識下に本能として残っているに過ぎません。