ソニーは、ファームウェアに起因する問題が判明し、発売を延期していたデジタル一眼レフカメラ「α57」を、4月27日に発売すると発表した。

「α57」は、有効約1610万画素の「Exmor APS HD CMOSセンサ」、画像処理エンジン「BIONZ」を搭載したレンズ交換式デジタル一眼レフ。独自の透過ミラーを採用した「トランスルーセントミラー・テクノロジー」を搭載し、高速AFや秒間最高約12コマのテレコン高速連写、秒間約10コマの高速連写を実現している。さらに、人物撮影時にバランスの取れた構図に仕上げる世界初の「オートポートレートフレーミング」機能や、解像感を保ったままズームする「全画素超解像ズーム」などを搭載。AVCHD ver2.0に準拠したフルHD動画も撮影できる。サイズは幅132.1×高さ97.5×奥行き80.7mmで、バッテリ・メモリカードを含む重さは約618g。

価格はオープン。実勢価格は、ボディ単体(SLT-A57)が8万円前後、標準ズームレンズ「DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM」が付属するズームレンズキット(SLT-A57K)が8万5000円前後、「DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM」と望遠ズームレンズ「DT 55-200mm F4-5.6 SAM」が付属するダブルズームレンズキット(SLT-A57Y)が10万5000円前後の見込み。