割安の賃貸生活になるための、いくつかのチャレンジをしてみよう
家賃を抑えたいとき、いくつか不動産屋さんと交渉してみるといいでしょう。
まずは家賃引き下げの可能性です。空き物件として長く使われていない部屋の場合、大家が納得すれば数千円くらいの引き下げをしてくれることがあります。この場合、大家と直接つながっている地元の不動産屋のほうがチャンスがあります。
また、フリーレントの交渉もしてみるといいでしょう。部屋を決めても、新しい部屋と古い部屋の家賃を二重に払う期間が出るのは避けたいところです。
このとき、「来月末までの家賃は不要」とか「契約を来月からにしてもらう」ことで、1~2カ月分、新しい部屋の家賃が浮くわけです。こちらは応じてくれることが多いので、本音で相談してみるといいでしょう。
不動産屋の手数料については、基本的には1カ月分の家賃(と消費税)がかかります。0.5カ月分のところもありますので、高い家賃の部屋探しでは検討してみるといいでしょう。
シーズンそのものをズラすのは、物件の熟慮とコスト削減に効果大
もうひとつ、賃貸暮らしでかかる大きな負担は引っ越し費用です。引っ越し代について比較見積もりを行うのは基本です。しっかり割安の業者を(品質が落ちない程度に)選びたいところです。
しかし、引っ越し費用を抑える簡単な方法がひとつあります。転勤などの理由でどうしても3月の引っ越しをしなければならない、といったケースを除けば、「あえて4月引っ越しを外す」やりかたです。
というのも、3~4月の引っ越しを外すだけで、引っ越し費用は大きく下がるからです。秋に引っ越したりすると閑散期ということで、驚くほど安く引っ越しできたりします。3割から半額近く下がることもあるようです。
物件選びにおいても、選択肢は減るものの、「内見もせずに即決を迫られる」というような部屋選びもしなくてすみます。不動産屋さんも余裕があるので、じっくり部屋選びにつきあってくれるのもメリットです。
どうしても、という場合を除いては4月以外の引っ越しを考えてはいかがでしょうか。
――ここまでいくつかの部屋選びのヒントをまとめてみましたが、自由に生活空間をリセットできるのが賃貸生活の楽しさです。もし、今の生活に飽きてきているのであれば、すてきな部屋を見つけて、リフレッシュした生活をスタートさせてみてください。
よい賃貸物件が見つかりますように!