ひとりに何もかも求めるのは酷だから
「42歳(バツ2独身)と46歳(既婚)の彼氏がいます。42歳は趣味が合うので話をしていて楽しいですが、とにかく体力がなさすぎて、ちょっとがっかりすることがあります。
一応恋人関係ではありますが、淡白な性格も物足りない…。なんか友達みたいな間柄だなと思います。
一方、46歳は鍛えていて体力があります。それに見た目もタイプだし、愛情表現の仕方がフランス人みたいに濃厚なので、恋愛してる! って感じがたまりません。一緒にいてドキドキできるのは彼のほうです。
ひとりの彼氏にいろいろな要素を求めるのは無理だし、私自身も男性が求めるものを何もかも提供できるわけではないです。それをわかっているからこそ、ふたり以上の相手と付き合っています」(30歳/金融)
誰しも完璧ではありません。欠けているところがあるからこそ面白く、それが魅力でもあります。ただ、欠落している部分を別のモノで埋めたいと思う気持ちもわかります。違うタイプの彼氏を持つことは、そんな欲望を満たす手段にもなるようです。
人に執着したくないから
「彼氏がひとりしかいないと、その人にどうしても執着心が生まれてしまうと思うんです。もし別れたらとか嫌われたらとか、考えても仕方のないことにとらわれてしまいます。でも、それってムダ。
だったら、複数人と付き合えば、ひとりとの関係がダメになっても、あとふたり、3人いると思えて心が安定します。今はふたりと付き合っていますが、同時に新しい彼氏探しもしている最中ですね。
よく聞かれるのは『誰が一番好きなの?』という質問ですが、みんな100%愛してます。そこに差はないんです。みんなを平等に好きでいるつもり」(34歳/編集)
執着心を抱えるのは苦しいこと。ひとりのことだけを悶々と考え、悩む時間はしんどいですよね。彼氏が複数人いると、視野が狭くなるのを防ぐことができ、おおらかな気持ちで過ごしやすくなるといいます。
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彼氏を複数人持つ理由は人それぞれですが、いずれもクリアな内容です。自分の信念に基づいた選択ともいえます。
ただ、メリットがあればデメリットもあります。両者を天秤にかけて、自分に合う方法かどうか考えた上で実行に移してください。