MCタイムでは憧れのSEX MACHINEGUNSの赤坂BLITZライブのDVDで見たことあるという話から「画面の中でしか見たことなかったBLITZが2F席までびっしり!」と二階席を指差すと、そうそこにはびっしりと人型(紙製)が――!

そして新SE初披露だったのに笑いが起こったことが不満だったメンバーたち。
「せっかくSE作ったのに、皆が涙ぐんで感動するんじゃなくて『ピアノ(笑)』みたいになってる(笑)」とひもり。

MC途中でスタッフから連絡が入り、カッコいい幕は〈時間貸し〉なので予算の都合で返却します、という閣下。
カッコいい幕がなくなるとそこには「メキシコ幕」と呼ばれる町並みの幕に変更されました。DVD映像収録予定のライブなのになんだかV系バンドらしくないちょっとカラフルでゴキゲンな背景に…!

「メキシコ幕を使ったV系バンドは我々が初めてであろう」という閣下。これもJin-Machineらしさといえるでしょう。

そして『さよなら†黒歴史』のイントロが始まるとフロアは一斉にジャンプ。
この曲は水月のベースソロに続いてひもりのギターソロが始まるのも見どころの一つ。『大相撲ダイジェスト』ではドスコイドスコイの掛け声にあわせてモッシュが発生。続いて「お肉もいいけど、野菜もねー!」というかけあいから『お野菜天国』へ。

コント部分に映像が登場するなど豪華仕様になった『宇宙忍者アメリカ』では、「USA!」コールが途中から「TBS!」になるなど赤坂感を醸しだしてくれます。

あっつtheデストロイ (撮影・さわきみのり)

ステージにドラムの木村のみになり、ソロタイムへ。
ここが見せ場とばかりにドラミングを披露する木村に対して、ひもりが「ここでひもりくんが颯爽と登場!」と自分で言いながら横槍を入れてきました。そしてステージ上手にはいつの間にか用意されていたドラムセットが。

「僕だってこの人くらいドラム叩けるも~ん」とひもりのドラムソロに続いては、「せっかくドラム2台ありますし」と木村。「セッションしようぜぇ!」とひもり。まさかのドラムセッションが開始され大いに盛り上がりました。

なんとダブルドラムに (撮影・さわきみのり)
ドラムを披露するひもり (撮影・さわきみのり)

続いては一転してヲタ芸が炸裂する『妹コントローラー』から、振り付け動画も公開されたばかりの「スーパーハッピー」のコールアンドレスポンスが楽しい『スーパーハッピー』を挟み、『マグロに賭けた男たち』ではあっつが大漁旗をはためかせる中、マグロの人形が赤坂BLITZのフロアに飛び交う光景は本当に壮観でした。

大漁旗をはためかせるあっつ (撮影・さわきみのり)