9月30日に待望のニューシングル『ゴリラ』をリリースするJin-Machine。その中でもバンドの音楽面の要であるギタリストのマジョリカ・マジョルカ・マジカル☆ひもりさんに直撃インタビュー。ここでしか読めないレアな話があるかも?
ひもりさんはJin-Machineの中で一番おかしいのでは説
――前々から思っていることなんですが、Jin-Machineの中でひもりさんって一番特殊というか…率直に言ってしまうと、「頭おかしい」んじゃないかって…。
ひもり:わー! ありがとうございます! 褒めていただいて!
――基本的にコスプレをやる時とかも、たとえばヴィジュアル系の人がジバニャンのコスプレをやる時ってたいていスタイリッシュにアレンジしますけど、ひもりさんのは完全に気持ち悪かったですからね。
ひもり:あれくらいやるのが楽しいかなあと思って(笑)。
――閣下は以前のインタビューで「地方(仙台)だと芸人よりもバンドのステージが多いからバンドを始めた」とおっしゃっていたんですよね。ひもりさんはどうしてJin-Machineに加入しようと思ったんですか?
ひもり:元々Jin-Machineの存在は知っていたんですけど、最初は「変なバンドがいるなあ、関わりたくないなあ」と思っていたところに(笑)、たまたま当時のドラムが高校の先輩だったので、そこで誘われたんです。観ていく内に「おもしろいバンドだなあ、でも俺が入ったらもっとおもしろくできるな」って思ったんです。
――もともとヴィジュアル系は聴いていたんですか?
ひもり:あんまり聴いてこなかったんですけど、やってるうちに良さもわかってきて。「こうすればいいのかな」とやっていくうちになんとかスタイルが出来上がってきて。
――元々どういう音楽がお好きだったんですか。
ひもり:邦ロックと、ジャズとゆずと…。
――”ジャズとゆず”って語感がいいですね。
ひもり:あとBOREDOMSとかも好きです。ポップなやつと、頭がおかしいやつが好きです。
――ジャズはどのへんがお好きなんですか?
ひもり:一番好きなのはグレン・ミラー楽団です。ビックバンドの方が好きで、そこからトリオジャズも聴くようになって。あとは上原ひろみさんと、パット・メセニーですね。
――統一感がなさそうであるような…。
ひもり:個性がある人たちが好きですね。やっぱり。でもそこまで自分の音楽に影響を与えたアーティストってあんまりいないんですね。