洋食 そよいち(人形町)

父の志をそのままに受け継ぐ、美しきビーフカツの味わい

必食メニュー

洋食 そよいち(人形町) ビーフカツ1800円

ランプとイチボを使ったビーフカツ1800円。極細のパン粉を使いラードで揚げているためサクッと小気味いい食感で衣の風味も豊か。

洋食 そよいち(人形町) ポークソテー1800円

ポークソテー1800円は、日本酒をきかせたバター醤油のソースが絶品。すべての料理に特製豚汁も付く。

洋食はお酒(賀茂鶴)500円やワイン400円と合わせても美味。

日本橋で洋食といえば創業50年以上になる店も少なくないなか、ここ『そよいち』は開店7年目にもかかわらず、界隈ではその名の知られた存在だ。というのも、店主の石井明美さんは人形町にある老舗洋食店『キラク』の創業者・長谷川外吉さんの実娘。かつては『キラク』の厨房で腕を振るっていたが、諸事情があり、外吉さんが亡くなるとともに店を離れた。

石井さんが同じ人形町でこの店を構えたのは「ただ父の味を守りたい」との一心から。そんな思いを込めたメニューのひとつが人気のビーフカツだ。牛肉に極細の特注パン粉を纏わせ、ラードで揚げたカツは、サクッと軽やかな衣が秀逸。肉は美しいミディアムレアに仕上がり、噛むほどに赤身ならではの旨みがあふれ出していく。日本橋の洋食を語る上で欠かすことのできない一品を堪能あれ。

洋食 そよいち(人形町)

電話 03-3666-9993
営業時間 11:00~15:00(LO14:30)/17:30~20:30(LO20:00)
休 日曜・月曜(2015年9月までは日曜・第1・3月曜)
席数 15席
住所 中央区日本橋人形町1-9-6
カード 不可 不可
昼目安 1500円 夜目安 1500円~2500円
喫煙 不可
アクセス 東京メトロ日比谷線人形町駅A2出口より徒歩約2分

とんかつ ボントン(水天宮前)

歌舞伎座の役者もひいきにする、名物の絶品サンドイッチ

必食メニュー

とんかつ ボントン(水天宮前) 組み合わせサンド1400円

組み合わせサンド1400円。スジ切りした豚肉を細切れにしてトンカツに。素朴なキュウリとタマゴのサンドイッチにもファンが多い。

とんかつ ボントン(水天宮前) ロースカツ(小)970円

ランチ限定のロースカツ(小)970円。小サイズながら、一般的なトンカツ店の普通サイズを越えるボリュームがある。

とんかつ ボントン(水天宮前) しょうが焼き(小)

しょうが焼き(小)は厚めにカットしたロース肉が特徴。こちらもランチ限定のメニューだ。

創業約55年の老舗とんかつ店で、フランス語で素晴らしい仲間を意味する店名は、創業者の夫であり料理評論家として活躍した多田鉄之助氏が命名。現在の店主は当時の従業員で、およそ25年前に先代から店を譲り受け、その味を引き継いだ。

この店で味わうべき一品は、先代の時代からの名物であるカツサンドだろう。木の棒と包丁で丹念にたたいてスジ切りした豚の内腿肉に、食パンを手でちぎった粗いパン粉をまとわせて揚げるカツは、ソフトな食感のパンに挟むと特製ソースの味が馴染んで、これがクセになる旨さ。持ち帰りもできることから、歌舞伎座や明治座などの楽屋見舞い、差し入れとしても親しまれてきた。

そんな自慢のカツはサンドイッチだけでなく、夜は一品料理として酒肴として味わっても美味。まさにマルチに楽しめる一品なのだ。

とんかつ ボントン(水天宮前)

電話 03-3666-5561
営業時間 11:00~14:00/17:00~21:00(LO)、土曜11:30~14:00
休 日曜・祝日
席数 29席
住所 中央区日本橋蛎殻町2-15-2
カード 不可
予約 可(ランチは不可)
昼目安 970円~ 夜目安 2000円
喫煙 可
アクセス 東京メトロ半蔵門線水天宮前駅5番出口より徒歩約3分