オタクぶりが光る右側の2人

 今年7月に30周年を迎えるアニメ・コミック・ゲーム・キャラクターグッズの専門店「アニメイト30周年プロジェクト」記者会見が17日、東京都内で行われ、乃木坂46の生駒里奈、松村沙友理、佐々木琴子、声優の関智一、斉藤壮馬ほかが出席した。

 アニメイトの宣伝キャラクター“アニメ店長”兄沢命斗の声を務める関は、同キャラクターが新たなロゴマークにも使用されたことに「青春時代は各店舗を回ったりしました。まだ兄沢命斗がいたのだと思うとうれしいです」と喜んだ。

 新ロゴマークの入った店舗スタッフ用のエプロンを身に着けた生駒は「アニメイトさんにはよく来ていますし、今日は店員さんになった気持ちでいます。名札もそれぞれ作っていただいてうれしい。これは持って帰ってもいいですか?」と大喜びで、関が「いいよ、あげる。キャラクター的には池袋店の店長だから」と微笑ましく見やった。

 生駒、松村、佐々木の3人は乃木坂としてデビューする以前からプライベートでもアニメイトによく訪れていたといい、「全然気付かれません。来る時は棚しか見ていないし、周りのお客さんもグッズばかり見ているので」という生駒に対して、松村は「結構気付かれますが、その時見ているジャンルによって対応を変えます」とリアルに明かして笑わせた。

 自身にとってのアニメイトは何か問われた斉藤は「ファンや応援してくれるスタッフと交流する場になっているので、ありがとうの場所です」と語り、関は「僕は一応店長ですから、僕にとっては戦場です」と独自の目線をアピール。先輩たちの全力オタクトークに「若干引いちゃいました」と苦笑いした佐々木は「私にとっては癒やし。疲れたなと思ったらアニメイトに行って癒やされています」と語った。

 生駒は「私にとっては竜宮城。来るだけでうれしいし、家に帰っても原作(の物語)と違って楽しさと夢が続く。世界で一番好きな場所」、松村も「修行の場です。取り扱っている作品や商品が膨大なので、その中から自分の一番好みのものを見付けなきゃいけない」と思いを熱弁していた。