カシオ計算機は3月24日、充実した英会話学習コンテンツと、学習の進捗状況を確認する機能を搭載し、さまざまなシーンで英会話を学習できる社会人向けのデジタル学習ツール「Ex-word RISE」を4月15日に発売すると発表した。ラインアップは120コンテンツを収録する「XDR-A20」と、40コンテンツを収録する「XDR-A10」の2機種。
電子辞書「EX-word」発売20周年を機に、これまで培ってきたノウハウを活かして開発した、継続的な英会話学習に必要な要素を備えた英会話学習ツール。
本体には、チルト式の5インチ液晶ディスプレイ(解像度528×320)とスライド式キーボードを搭載し、シーンに合わせて場所をとらないタブレット端末のようなスタイルでも、机の上で学習しやすいノートPCのようなスタイルでも使用できる。
収録コンテンツの進捗状況は、「English Training Gym」によってボキャブラリー、リスニング、スピーキングの分野ごとにグラフで可視化することが可能で、ユーザーのレベルに合わせたコンテンツの表示にも対応し、効率的な学習を支援する。
英会話学習用コンテンツは、実践的な英会話を学べる『デイビッド・セインのデイリースピーキング』、NHKのラジオ英語講座、音楽に合わせて英単語と訳を読み上げることで発音と意味を学習できる『キクタン』などを収録した。サイズは幅155.0×高さ15.3×奥行き92.0mmで、重さは約260g。
「XDR-A20」は、英会話学習コンテンツに加えて、『リーダーズ英和辞典 第3版』や『デジタル大辞泉』などの辞書コンテンツを含む120の幅広いコンテンツを収録する。カラーは、ブラック、レッドの2色。税別の実勢価格は4万2000円前後の見込み。
「XDR-A10」は、40の英会話学習コンテンツを収録する。税別の実勢価格は3万2000円前後の見込み。