使った言葉が自分を変えてくれる
子どもの会話では、思ったことや考えたことを素直に表しますが、恋愛をするような大人の女になったのなら挑戦すべきは、その順序を逆にすること。
「そういう風にはまだ考えられないけれど、そうありたいなと願うこと」を、先に言葉に出すのです。すると、自分で選んで使った言葉に自分が影響され、内面に変化が起きます。
さきほどの、彼の体調を気遣うフレーズについてですが、正直そんなに心配していない時もあるでしょう。でも、あえて「体に気をつけてね」「ゆっくり休んでね」のようにあたたかい言葉を考え考え、練り練り、送っていると、後から追いかけるようにして相手をいたわる気持ちがわいてきます。
思いやりにあふれた言葉でLINEを彩っているうち、大人の気遣いができる女に変身できます。これには彼も「こんなに優しいひとだったんだ」と見直してくれるかもしれません。
明るい話題で締めくくる
つらかった出来事、仕事のストレスなど、ちょっぴり愚痴めいた内容を送りたくなってしまうこともあるでしょう。
原則としては、ネガティブな話題を発信するのは控えたいところです。が、人間いつでも正しいことだけを実行できるわけじゃないですよね。時には弱みを見せるようなこともあっていいのでは。
ただ、その日最後のメッセージだけは、明るい話題で締めくくるようにしましょう。
「○○さんに話を聞いてもらえたから、元気が出た。ありがとう」のように、感謝を伝えるフレーズで終わっておくのもいいですね。
どんよりしたイメージのままにしておかず、終わり方だけでも明るくなるよう、気をつけてみましょう。
スマホから離れて、自分を取り戻そう。
彼からのLINEが来るのを、今か今かと待ちかまえていませんか。
24時間、常に彼の連絡を受けつける必要はありません。それは遠距離恋愛最大のメリットを逃してしまっているようなものです。
彼が遠いところにいる間は、LINEを気にしているよりもっと自分自身のために時間を使いましょう。趣味や特技を究めるのもよし、習い事や資格勉強などに精を出すもよし。彼に会えない時間は、人間として成長し、女としての魅力を増すチャンスでもあるのです。
スマホから離れて、自分を取り戻しましょう。チェックするのは、着信音が鳴ってからでいいのです。
恋人と離れているおかげで、自分の時間を確保できます。彼のサポーターとしてだけではない、自分自身の生き方を冷静に考えられます。
思い出しましょう。彼のために時間を費やしていなかったら、あなたはどんな人間なのか。彼のそばにいたいという以外に、何をしようと思って生きてきたのか。結局、あなたは何者なのかを。
自立した一人の人間になるために、遠距離恋愛は貴重で価値ある経験をもたらしてくれます。どうか寂しさに打ち勝って、いい女になってくださいね。幸運を祈ります。