愛のないまま夫婦を続けるか、「離婚」を決意するか

著名人の不倫・浮気のニュースを見ていると、年々増えている気がする「離婚」ですが、実は2003年をピークに、件数としては減少傾向に転じています。
(※平成28年我が国の人口動態(平成26年までの動向)ー厚生労働省)

ただ、これは結婚する人自体が減っているからというのもあり、離婚“率”としては婚姻数と同じくゆるやかな推移。
少し希望が持てるのは、離婚率と再婚率が徐々に近づいてくるようなかたちとなっていることです。

そして、増加し続けていたのは20年以上連れ添ったいわゆる“熟年離婚”ですが、件数には大きな伸びはありません。

昔から結婚後5年未満での離婚が最も多いことは変わらず、結婚期間が長くなるほどに離婚数が減っていくのは常。

つまり、結婚後の5年までをなんとか上手く乗り切るか(はたまた離婚でキリを付けるか)、その決断がその後の運命を大きく変えることになります。

結婚5年目、選ぶべき道は…

結婚後5年というと、妊娠・出産・子育てという一大イベントを経験するカップルも多いタイミング。
様々な環境の変化に、これまで経験したことのない困難や喜び、悲しみなどが一気に押し寄せてきます。

夫婦ふたりでそれらを経験するなか、これまで見えなかった互いの頭の中が丸裸にされていくように感じることも。

そうすると自ずとお互いのイヤな所も見えてきて、慌ただしい時間の流れにのまれ、ロマンティックだったふたりのやり取りも次第に冷静に……

夫ストレスの原因はそれぞれかと思いますが、この問題を解決してくれるのが「時間」ということもあるかもしれません。
でも、人と人の相性ですから、どうしても解決しないまま、同じような日々が続いて行く場合もあるかもしれません。


約60%の妻が夫ストレスを“かなり感じている”という現実。

これはいったい夫のせいなのか、妻にも問題があるのか。あなたはどう思いますか?