――そして12年の『METEORS』以来の4年ぶりのアルバム(※タイトル未定)リリースも予定されていますね。どのような内容になるのでしょうか。
MASATO:曲がありすぎてね。まあ贅沢な状況だわな。
TAKA:かつてないくらい曲が溜まっていますね。シングルも入れたら大変なことになる。
MASATO:選びぬかれた曲達が収録される予定です。
TAKA:まあ4年も間あいてるけどな!
YAMATO:METALLICAか(笑)。
TAKA:作り溜めていた未発表曲もかなり多いので。
MASATO:今回のアルバム、普通にデモテープを家でアルバム曲順を勝手に作って聴いてるくらい好きなんですよ。かっこええなあって。だから多分、名作なんやろなって思います。
ポップなんですよ。歌ものじゃないんですけど。なんていうか「すっごい歌ってるな~!」って感じです。
TAKA:えっ、どういうこと?
MASATO:前はもっとミクスチャーっぽかったじゃない、それがだんだん移行していったのかな。
叫:ロックっぽいというか。
TAKA:たしかにデジタルな感じもするけど歌はエモーショナルだよね。
これまであったようでなかったようなアルバムになっています。
MSATO:「俺、普通の曲書いたな~」って思うもん(笑)。「普通に良い曲書いて普通に良いアレンジをして普通に歌ってもらう」という、十何年やってきて初めての試みなんですけど(笑)。
TAKA:新鮮だよね。
MASATO:そういうのって今まで自分の中で嫌だったんです。初めて聴く人は戸惑うのか新鮮なのかはわからないですけど、もちろん守ってきてる部分もありますし。基本的にこのメンバーでやったサウンドになってると思うので。
叫:古い曲とは正反対なタイプの曲あるし、ライブはどうなるんやろな。
――そこまで変えてきたんですか。
TAKA:4年も出してなかったら変わるというか、やりたいことも増えてくると思うので。
YAMATO:世の中も変わってきたじゃないですか。今はデジロックやEDMのようなサウンドって誰でも作れるようになってきて、いろんなバンドがそれを取り入れてて。元々やっていたNOIZがやらなくなるというか…。
MASATO:俺が今そんな感じだもんね(笑)。だって100曲くらい作ってきたんだもん…。シンプルなバンドサウンドの曲もあります。
YAMATO:「もういいや」ってマー坊(MASATO)が言った時に、「そうだね」みたいな。
MASATO:天邪鬼だから。
叫:でも今回も同期ビシビシバシバシなのもあるし。呼太郎なんか逆に流行りもん乗っかりまくりやん!
呼太郎:俺は逆に流行りにのっかりましたね(笑)。元々好きなことしかやらないっていうのもありますけど。
TAKA:3人が作曲者なので、3人の好みも色々入ってくるので、飽きたというのもいるし、最新型もいるし…(笑)。