バド・パウエルとセロニアス・モンクを神様と呼ぶ14歳の夢はジャズピアニスト。自身の演奏動画も公開中

若干14歳ながら、写真投稿SNS「インスタグラム」で自身のコーディネートを発信、既に12万5千人を越えるフォロワーを獲得、大人も顔負けのズバ抜けたファッションセンスで輝いているMAPPY(マッピー)。小学生のころから私服写真をSNSにアップしていたという。そのインスタグラムがファッション関係者の目に留まり、たちまち人気となった。そんなMAPPYが今週から、三越伊勢丹グループが日本の魅力を世界に発信するプロジェクト「#_this is japan」の公式インスタグラマーに起用され、13日からは銀座三越の巨大懸垂幕にも登場している。

──“公式インスタグラマー”に就任した感想は?

 まさか自分が(銀座の真ん中で)懸垂幕に登場するとは思っていなかったので、まだ実感が湧かないですがとてもうれしいです。

──原宿が好きなMAPPYさん。原宿で感じる「#_this is japan」とは?

 「人」です。私が大好きな原宿は、新しいものや日本の可愛い文化が発信されている場所で、私自身原宿に行く度にたくさんの人から刺激を受けています。いろいろなカルチャーを作り出す原宿に集まる「人」そのものが、「#_this is japan」を象徴していると思います。

──今回のファッション・ヘアメイクのポイントは?

 今回の衣装はグラフィックの模様やシルエットのクラシックな点がポイントになっていて、とても気に入っています。ヘアメイクはトレードマークのボブと赤リップで自分らしさを残しました。

──この春、気になっているファッションやカラーなどありますか?

 編み上げのヒールや、1枚でさらっと着られるオールインワンなどを今年はたくさん着たいと思っています。

──将来の夢を教えてください。

 ミュージシャンになることです。まずはジャズをしっかり勉強して、ジャズピアニストとして活動できるよう力を付けていきたいです。ロックも好きなので、バンドを結成することにも興味があります。いろいろなことに挑戦していきたいです。

 三越伊勢丹グループがスタートさせた「#_this is japan」プロジェクトは、インスタグラムへの投稿を通じて、日本の伝統・文化・美意識を新しい価値として再認識し、日本の魅力を国内外に発信していこうというもの。インスタグラムにハッシュタグ【#_thisisjapan】(※半角で入力、#の次には「_」アンダーバーが入る)を付けて投稿すれば誰でも自分が撮った写真を発信することが可能。投稿の中から選定された写真は三越伊勢丹グループの店内デジタルサイネージやポスターとして紹介される。

【メイキング映像はこちら】

https://www.youtube.com/watch?v=ucmxn5mOXPw&feature=youtu.be衣装は、本人が一目で気に入ったというMark Jacobsのクラシカルな白ワンピースに、あえて白い厚底ブーツを合わせたスタイリング。普段あまり着ていないハイブランドファッションをはずしを効かせた“MAPPYスタイル”で着こなしていた。

【プロフィル】MAPPY

2001年5月24日生まれ。ファッション系インスタグラマー、ジャズピアニスト。インスタグラムをきっかけにファッショニスタとして注目され、ファッションウィークなどにも招待される。モデルやラジオなど、多方面に渡って活躍中。将来の夢は世界で活躍できるアーティスト。