家事や育児、仕事に大忙しなママ達。「私がこんなに大変な思いをしているのに、夫は何もわかってくれない!」と不満を感じることはありませんか。
「言っても動かない」「言われるまでやらない」「自分から動いてくれない」などの態度にさらにイライラが募り、険悪ムードに……ということもあるかもしれません。そんなモヤモヤを抱える方におすすめの一冊が『思い通りに夫が動いてくれる妻の魔法』。
著者の竹田真弓アローラさんがアメリカで学んだ心理学をもとに、夫へのコミュニケーションの方法を具体的にアドバイスしてくれます。
今回は本書から、夫が思い通りに動いてくれる6つのルールをご紹介します。「どうせ、うちの夫は無理!」と諦める前に、ぜひ実践してみてください!
ルール1:絶対に責めない!
ママが食事の準備をしたり、子どもに食べさせたりとバタバタしているのに、パパが横になってスマホを見ていたら・・・。思わす「何で手伝ってくれないの!」と言いたくなりますよね。
しかし、このように相手を責めるフレーズは男性のやる気を一瞬で破壊してしまうというのです! 手伝ってもらうどころか、これでは逆効果です。
男性が女性から自分の能力を責められるというのは、「あなたって役立たずよね」と言われているようなもの。これが男性の最大に傷つくポイントなのです。
そして責められた瞬間、男性は冷静な判断ができなくなり、「逃げるか、戦うか」という選択をしてしまうのです。
つまり、黙り込むか逆ギレするかということです。「わかる!」と思う方も多いのではないでしょうか。男性に動いてもらうには、「責めない」が基本。まずはこれを知っているだけでもトラブルが避けられそうです!
ルール2:不満は感情とともに伝える
では、相手を責めずにどのように自分の思いを伝えればよいのでしょうか。それは、「私はこう感じた」という感情と、してほしいことを合わせて伝えること。「◯◯されて悲しかった+今度から◯◯してくれたら嬉しいな」のセットが不満を伝える基本形です。
男性が一番知りたいのは、「で、俺にどうしてほしいの?」ということ。結論を伝えるのを忘れないようにしましょう。自分の感情を正直に伝え、お互いのイライラポイントを理解しておくことがストレスのない生活への鍵となるはずです。
ルール3:上手な「お願いのコツ」を学ぶ
子どもの頃に憧れたヒーローのように、男性は女性の役に立つことが大好き。だから、してほしいことがあるときは「◯◯してくれたら嬉しいな」とお願いするのがポイント。
そして実際に動いてくれたら、「◯◯してくれて嬉しい!」と感謝を伝えます。照れくさければ、「助かる」「助かったよ」でもOK。
「ありがとう」ではあなたが喜んでいるというのが伝わりづらいので、実際に夫が役に立っているという実感を与えてあげることが大切です。