足の麻痺した猫と、そのそばから離れない友人のダックスフント

猫と仲のいい動物の話はよくありますが、今回は深い絆で結ばれている2匹のお話。

フロリダ州オースティンの外れで捨てられているところを発見された、猫と犬のペア。このときすでに、子猫のほうは四肢に麻痺があったとのこと。その後、動物の保護活動を行っているSeminole County Animal Servicesで、イジーとルースと名付けられました。

名前の由来は、映画『フライド・グリーン・トマト』の登場人物にちなんで付けられたといいます。

獣医師による診察では、麻痺の原因を特定できていませんが、今後、原因特定のための検査等が予定されています。

現在、このペアは、Jacqueline Borumさんの元に引き取られ、彼女の職場で、フロリダのLake Maryにある「Hollywood Houndz Boutique & Spa」で、一緒のケージに入って、ともに暮らしています。

2匹はとにかく心通じ合う仲。ネタ元のmnnの記事によりますと、

「犬のイジーが新しいおもちゃを手に入れると、いつでも、猫のルースにあげるんです。このペアは、ほとんどの物を2匹で使うのよ」と、Borumさんは、FOXの支局にあたるテレビ局・WFLXの取材に答えています。

この2匹のハートフルな話は口コミで各地に広がり、2匹に会いに来たり、プレゼントをあげたりする人があるのだそうです。Facebookページでは、ルースの足の治療費を募る取り組み「Project Paws」も行われています。

残念ながら日本からは少々遠いのですが、いつか、2匹でいっしょに走り回れる日が来ることを祈ります。