3.友達に愚痴を吐いてばかりだった
「私が振られた側なのですが、さんざん揉めた挙げ句に捨てられた形になって、しばらくは会社も休むくらいショックでした。
ひとり暮らしなので寂しく、手当たりしだいに友達に電話しては愚痴を聞いてもらっていたのですが、そのうちかけても取ってもらえなかったり、折り返しがなかったりするようになって、気がつけば『別れた○○の悪口をいろんな人に言いふらしている』という噂が立っていました。
もちろん元彼の耳にも入っていたようで、久しぶりに顔を合わせたら露骨に嫌な顔をされて、またショックで。
いま思うと、一方的に愚痴を聞いてもらうように押し付けたのもダメだったし、元彼のプライバシーまで話していたのも悪かったんだなと反省しています」(26歳/販売)
筆者もこの「手当たりしだいに電話をされていた」ひとりだったのですが、つらい気持ちは理解できるとはいえ、別れた相手の文句や個人情報を一方的に話されるばかりではさすがに疲れます。
その姿はまるで失恋の憂さ晴らしがしたいだけのように見えて、そのあとで「やり直したいなぁ」と言われても、どんな言葉をかければ良いのかわかりません。
愚痴を吐くのが悪いのではなく、聞いている相手の気持ちや内容を考えられないことが、元彼からも遠ざけられた原因です。
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「やめられなかったこと」は、ズバリ弱い自分を乗り越えられなかったのが原因。
復縁を願うと焦りや不安が出てくるのは当然ですが、視野が狭くなるといろいろな思い込みを抱えたり周りの人の気持ちを考えられなくなったり、どこかでつまずいてしまいます。
復縁の成功は、よりを戻すことではなく「以前より幸せなお付き合いができる」のが正解です。
そのためには、何よりまず自分が冷静になること、落ち着いてこれからのことを考える時間が不可欠だと心得たいですね。