電車内で騒いだとき、どうするのが正解?
お菓子の代わりになる子どもの気を引くものを準備しましょう。
持ち運びに便利な手のひらサイズの絵本なども売られていますので、外出時はこれを持ち歩き、ぐずったら見せる、また、携帯に撮り溜めた写真を見せるのも良いでしょう。
子どもにスマホを見せるのも賛否両論あるところですが、周囲への配慮やマナーを考えると、私は携帯アプリで面白い動画を見せる方が菓子を与えるよりまだマシだと感じています。
NGなしつけ方(1):「怒られちゃうよ」
「ほら、運転手さんに怒られちゃうよ」こんな叱り方をしている人をたまにみかけますがこれはNGです。
静かにする理由が「誰かが怒るから」と子どもが思ってしまうからです。
そういう面では「ママ怒るよ!」と脅すのも「ママに怒られるから静かにする」と学習してしまうのでよくありませんね。
電車内は公共の場、家ではないので騒いではならないのです。
ですから一言「電車内では静かに座りましょう。静かに出来ない人は電車に乗ることはできないのよ。」と言ってみてはどうでしょう。
NGなしつけ方(2):「シー!」
騒いだ時、指示命令口調で「大きな声を出さないで!」「静かにしなさい!」「黙りなさい!」「うるさい!」「シー、シー」としたり、また子どもの口をふさぐ方法はよくありません。
「電車は公園やおうちではないから小さな声で話そうね」と言ってみてください。
人は理由を納得しすると行動できます。更に命令されたり否定されるよりも「こうしてみよう」の肯定形で言われた方が気持ちよく従えるからです。
そして静かになったら「その行動は当たり前のことだから取り立てて褒めることではない」と、無視することはしないでください。
本人は喋りたいのを我慢して、相当努力しているのですから即座に「静かにしていて立派だね」と褒めてあげましょう。