オリンパスイメージングは、動画と静止画の同時記録機能「マルチレコーディング」や、タッチシャッター機能などを搭載した光学24倍レンズ搭載のコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS SZ-31MR」を、5月下旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は4万5000円前後の見込み。
裏面照射型CMOSセンサと「OLYMPUS PEN」用の画像処理エンジン「TruePicV」によって、高感度、低ノイズ、高速AF(オートフォーカス)を実現した「iHSテクノロジー」を搭載するコンパクトデジタルカメラ。夜景や逆光など、撮影が難しいシーンでも美しい写真が撮影できる。有効画素数は1600万画素。35mmフィルム換算で25~600mmの光学24倍ズームレンズを搭載する。
画像処理エンジンを2基搭載することで、マルチレコーディングに対応。フルハイビジョンムービーを撮影しながら、同時に1600万画素の写真を記録することができる。また、シーン全体を撮る「ワイド」と、被写体をアップで撮る「ズーム」の二つのタイプを同時に撮影することが可能。動画撮影中にタッチパネル画面に触れてズームする範囲を設定できる。
マルチレコーディング機能として、さらに、シャッターを押したタイミングの前後3秒前、5秒前、7秒前から自動的に動画を記録したり、動画を撮影中にさまざまな特殊効果を加える「マジックフィルター」を使った動画も同時に記録したりできる。
「マジックフィルター」は、従来の「ポップ」「ピンホール」「フィッシュアイ」「スケッチ」「ウェディング」「ロック」「水彩」「クリスタル」「ミニチュア」「ミラー」に、「ドラマチック」と「ランダムタイル」を追加。このうち10種類は動画にも対応する。
サイズは、幅106.3×高さ69.2×奥行き39.7mmで、重さは244g。カラーは、シルバーとブラック。対応メディアは、SD、SDHC、SDXCのほか、無線LAN内蔵の「Eye-Fiカード」に対応。オンラインアルバムやPCにワイヤレスで写真をアップロードできる。