筆者の長男が1歳になるかならないかのころ、新幹線移動を経験したことがあります。

確実に座りたかったので、指定席のチケットを2枚購入し、子どもはひざに、もう1席には荷物を置くことにしました。

しかし、2時間の乗車中子どもは泣き通し、オムツ換えで移動をするにも、貴重品を置いていくわけにいかないので大荷物。疲れた顔のサラリーマンは舌打ちをし、私は一人で右往左往。

そして、見兼ねた別の席の子連れの方が、タマゴボーロを下さるという展開に……。

長男の“初・新幹線”はこうしてめでたく“珍事”となったのです。

あとで調べたところ、子連れの新幹線移動にはコツがあるようで、多目的室に近い、ベビーカーが置けるスペースがある、など、乳児の移動に適した席というのが各新幹線にあるようですね。

子どもを伴う公共交通機関の移動は、なにごともリサーチが必要だ、ということを、当時新米ママだった私は思い知ったのでした。