膨大なストレスを抱え、もうダメー! かわいい動物に癒されたい! そう何もかも投げ出したくなったとき、猫カフェに駆け込んでほっと一息つく方もいるかもしれません。
しかし、ごく一般的な商業猫カフェだけでなく、保護猫が譲渡対象となっている「保護猫カフェ」で癒されるという手もあるんです。
面談を受ければ猫の里親にもなれる保護猫カフェ
東京都豊島区、JR大塚駅から徒歩5分のところにあるNPO法人東京キャットガーディアン(TCG)には、行政(動物愛護センターや保健所)や民間から引き取られ、里親を待っている猫たちが常に70〜100頭います。
TCGは猫の保護・譲渡活動の他、地域猫の不妊去勢手術、猫の飼い方講座のセミナーや、かわいい猫写真を撮るための一眼レフ教室、猫カフェを運営したい人向けの猫カフェスクール、保護猫と一緒に暮らせる猫付きマンションや猫付きシェアハウスの運営まで、活動は多岐にわたっています。
保護猫カフェ(開放型シェルター)の入り口で募金箱に好きな額の寄付金を入れれば、普通の猫カフェのように猫ちゃんたちとくつろいだり、一緒に遊んだりすることができるんです。時間制限は特にありませんが、混んできたら新しいお客さんに譲る配慮を。
ちなみに、寄付の額は1,000円だと子猫のご飯5日分+猫砂2週間分になるので、迷った際は目安にしてください。猫の里親にはなれないけど、保護猫たちのために何かをしたいという方は、猫に会いに来るだけで、保護猫たちを助けることにつながります。
猫の里親になりたい場合は、事前に面談を申込み、無事里親として認められれば猫ちゃんを引き取る事も可。
TCGでは2016年5月に猫の総譲渡数が5,000頭を越えました。実は、そのなかの1匹が、筆者が飼っている猫でもあります。
今回は、そんなTCGの猫ちゃんたちの様子を、写真たっぷりでお届けいたします。