「今日も子どもと二人だけで家に閉じこもり、誰とも話をしなかった」ことはありませんか?これでは息詰まってしまいます。そんなとき自治体でやっている一時預かりやシッターに預ける方法もありますが、別れ際、泣かれると辛いです。どうしたらよいのでしょうか。
『一人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子がお話します。
保育園に通わせている場合はいいのですが、そうではない場合、週に何回か、たった2時間でも子どもと離れて、自分だけの時間が持てると、長く続く子育てのストレスも軽減されます。
実はワーママよりも専業主婦の方がストレスが溜まっていると言われています。
仕事を持っていると子どもを保育園に預けて一定時間離れることもできます。ランチだって同僚とお弁当を食べたり外食たりすることもできます。案外それがストレス発散になっていたりします。
けれども、職場復帰がまだまだ先の人や専業主婦の場合、トイレにいくときもドアを開けたまま用をたさなくてはなりません。
ママ自身のご飯も「あれ、私は夕飯に一体なにを食べたかしら?」の“立ち食いそば状態”で、子どもに神経向けながらの食事になってしまいます。
息抜きも必要
一日中、子どもと一緒にいるとストレスが溜まります。たまにはママの息抜きも必要です。そんなときは子どもを一緒に連れて行くことなく、一人でショッピングしたり、美容院に行ったり、習い事もしたいですよね。
パパの帰りが遅かったり、祖父母が近くにいない場合は、自治体の子育て支援でやっている一時預かりやベビーシッターに預けるのも方法です。
でも…子どもにとっては、毎日ではなく、たまに預けられるので慣れない相手、環境でギャン泣きします。
こうなってしまうとママは「差し迫った必要性がないのに、自分は他人に頼っている」と罪悪感を持ちながら預けることになります。
ウィンドショッピングをしていても「今頃、どうしているだろう…」と子どものことが気になり、心ここにあらず、ちっとも楽しくありません。
預けると子どもがギャン泣き!どうしたらいい?
子どもにも色んなタイプがあります。いきなりどんな人に預けられてもどんな環境におかれても喜んでいる子どももいますが、泣く子もいます。決して弱虫や引っ込み思案なのではありませんから心配はいりませんよ。
むしろ、「ママのことが大好きで、親子の愛着形成がしっかりされているんだわ」くらいに思ってドーンと構えていましょう。