他の女性をほめたら「その女と付き合えば」
許せないのが、よその女性の「顔」をほめること。スタイルをほめるならまだいいかもしれません。「カラダだけの女」の意味に取れますので。
また、「あの子は家庭能力があるね」と、ほめてもそれほど腹が立たないのは「私は私。家庭能力はこれから頑張る」と思えるから。顔の話をされて心おだやかでいられないのは、タイプの顔に引き寄せられて、彼がフラフラと行ってしまいそうな不安な感情です。それほど顔の美醜には敏感なことがわかります。
他の女性をほめる男性は、全くそういう意味で言っていません。付き合いたいと思うほどのいい女なら、わざわざ彼女の前でほめたりしないでしょう。ただ単に「美人だな」と思っただけの話で、そこまで言われる意味が分からない……と言うところでしょうか。
(結婚しないのって人に聞かれたから)「結婚したい」
言われたくない“結婚”のことを言われ、プライドが傷ついたので言う言葉。「結婚しないの?」と同年代の女性に聞かれるのは強烈なダメージで、“宣戦布告”として受け取ってしまいます。たとえ女性以外に言われたとしても「まだ結婚にこぎつけられないの?」と聞こえるので、ムカついてしまいます。その場では受け流しますが、言われたのはあなたのせいだとばかりに、あとで彼に言うのです。
しかし、これは「ウェディングドレスが着たい」と同じ意味なので、彼も本気にしなくてもいいと思います。
ヘンな恋愛観だとしても「分かってほしい」と女性は思い、男性は「何を言ってるか分からないから説明してくれ」と思う。それがまたイラつく……のループ。
男性の意見はと言うと「理解不能な恋愛観を言うから、女って分からない。でもそこがカワイイと思えるようにならないとダメなんですよね? カワイイとはまだ思えないけど“不思議ちゃん”だなと思えるようになってきました」とのこと。
このように、察してくれる男子は全体数の半分は、いないでしょう。ほとんどは「は?何言ってるんだ」の反応です。あなたの彼は察しがいいのか悪いのか、どちらなのかが知りたいところですね。