ペンタックスリコーイメージングは、コンパクトデジタルカメラ「PENTAX Optio LS465」を、6月15日に発売する。カラーは、サファイアブラック、ルビーピンク、アメジストパープルの3色。価格はオープンで、実勢価格は1万円台半ばの見込み。
小型・軽量のボディに、35mmフィルム換算で28~140mm相当の光学5倍ズームレンズや、有効画素数約1600万画素のCCDセンサ、2.7型ワイド液晶モニタを搭載。スティックタイプのデザインで、上着のポケットやバッグの隙間に収まる。
光学5倍ズームレンズは、広大な風景や建造物、狭い場所での集合写真から望遠撮影まで、さまざまな撮影シーンに対応する。さらに、光学ズームと同等の画質を維持しながら最大で約36倍相当の高倍率ズーム撮影ができる「インテリジェントズーム機能」を備える。
ボディ前面には、透明樹脂パネルを採用。パネルとカメラ本体の間に専用のデザインシートを装着し、取り外し式のレンズリングで固定することで、前面パネルの着せ替えができる。デザインシートは、全10種類を用意する。また、シートを装着しなくても、ヘアライン加工を施したアルミパーツが美しい。
被写体の状況をカメラが判断して、最も適した撮影モードを自動的に選択する「オートピクチャー」モードを搭載。「人物」「青空」「夕焼け」など、計14シーンを認識して最適な感度やシャッタースピードなどを瞬時に設定することで、カメラまかせで簡単にきれいな撮影ができる。また、トイカメラやレトロ風など、カメラ内で画像にさまざまな加工処理を施す9種類のデジタルフィルター機能を備える。
このほか、撮影画面内の人物の顔を検知し、ピント合わせと露出設定を自動的に行う「顔検出AF&AE」機能や、笑顔を判別して自動的に撮影する「スマイルキャッチ」、撮影後に人物の顔部分だけをひとまわり小さくして画像を整える「小顔フィルター」、肌の質感を滑らかにする「美肌」など、さまざまな撮影機能を備える。
解像度1280×720で、約30fpsのなめらかなHD動画撮影に対応。独立した動画撮影ボタンで、どの撮影モードからでもスムーズに動画撮影を開始することができる。動画撮影時の手ブレをソフトウェアで補正する「Movie SR」機能を搭載する。
対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、内蔵メモリは約41.7MB。サイズは幅101.0×高さ46.5×奥行き22.5mmで、重さは約122g。