今回のレポートは、Negiccoのワンマンライブ『Road of Negiiiiii ~TADAIMA~ 2016 Summer at NHKホール』の模様をお届けします。
会場はNHKホール、Negiccoにとって思い出深い音楽番組「ポップジャム」や「Music Japan」が収録された会場でもあります。ライブタイトルのTADAIMAとは、Negiccoがこの会場に帰ってきた、という意味。そのタイトルに違わず、凱旋にふさわしいライブを見せてくれました。では、行ってみましょう。
ポケモン?いやNegiccoフィーバー!NHKホール前は大賑わい
アイドルシーンの重要地点、代々木公園とNHKホール
代々木公園は、ポケモンGOをプレイする人や台湾フェスでごった返しています。NHKホールが近づくと、徐々に服装の緑色が濃くなっていきます。ホール前はかなり多くのNegiccoファンの方が集結して大賑わい。いかにも人気アーティストのライブ前、という雰囲気です。
8年から9年ほど前までは、このあたり一帯ではストリートライブが行われていました(現在は全面禁止になっています)。今をときめくももいろクローバーZも8年前にストリートライブをした伝説の地。その頃からアイドルシーンを追いかけている方の中には、毎週訪れていた方も少なくないのでは?
その頃は、アイドルグループがNHKホールでワンマンライブをする、というのはなかなか考えられないことでした。ましてや、新潟在住の地方アイドルが、ワンマンライブをするとは、夢にも思いません。アイドルシーン、そしてNegiccoの大きな変化を思うと、なんだか気が遠くなります。
由緒ある大会場、NHKホールは大盛況!
会場に入り、客席を見渡すと、とても広い!ここはテレビで見た!…と思ったら、それはそうですね。NHKホールは紅白歌合戦の会場でもあります。この歴史ある大会場で、これからNegiccoがワンマンライブをする、というのは、まさに夢のよう。
これまでにウレぴあ総研で記事化しただけでも、渋谷VISION、新宿BLAZE、新潟テルサ、赤坂BLITZ、恵比寿リキッドルーム、日比谷野音、そして中野サンプラザ…。加速度的に大きな会場でのワンマンライブを成功させているNegicco。毎回「かなり広い会場だな…」と思うんですが、今回はさらにその思いが強くなります。
そして、この広い会場に、本当にたくさんの方が詰めかけているのもすごいこと。2階席で拝見したのですが、3階席にもお客さんが入っていてちょっとびっくりでした。5年前、ウレぴあ総研で初めて取り上げた頃のNegiccoは、浅草のスーパー銭湯でイベントをしていたんですよ!
開演時間が近づき、ブザーが鳴ってからの場内注意アナウンス。このものものしさが、気持ちを高めてくれます。客電が落ちて大歓声。するとステージにかかったスクリーンには「Music Japan」に出演した際のVTRが流れます。
『ねぇバーディア』と『光のシュプール』の映像に、場内からは大きなコール。そしてスクリーンの向こうに、ステージ下からせりあがるNegicco。バックにはバンドなしで、ライブスタート!