4、子連れデートを繰り返し、見極める

「子連れ再婚に欠かせないのは、子どもと再婚相手との良好な関係構築。いろいろな人からそう聞いていたので、再婚相手を探すときは子ども好きな人に限定していました。

あと、口では『子どもが好き』と言っていても、実はそうではないパターンもあります(笑)。私の機嫌をとるためにそう言う相手もいるんです。だから、この人! と思う人がいたら子連れで何度かデートに行って、見極めていました。

しかも、水族館から普通のレストランまで、いろいろなシチュエーションを体験。そこで、ボロが出るか出ないか、また子どもが相手を気に入るか、そうでないかもチェック。帰宅後は子どもの意見も聞きました。

やはり私だけの問題ではないので、子どもの意思もかなり考慮に入れましたね」(34歳/5歳の娘1人)


人の言葉というものは信用できないもの。信頼できるのは言葉ではなく、行動です。「子どもが好き」と言っている相手が、子ども好きだと思える行動をしているかどうか――そこを見なければなりません。

場所や状況を変えて何度もデートし「見極め期」を中期的に設ける、というのも賢い方法でしょう。

 

再婚して、満足している元シングルマザーたちの、リアルな言葉を引き出すことができました。子連れ再婚を考えている方は参考にしてみてくださいね。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。