史上初のエミー賞VRアニメ「ヘンリー」

米国テレビ芸術科学アカデミーが主催する「エミー賞」にて、VR対応アニメーション作品『ヘンリー』の受賞が発表されました。半世紀以上にわたるエミー賞の歴史において、VR作品が選出されたのは初。

VRアニメ『Henry(ヘンリー)』は、何かと話題になるVR界隈を牽引してきた企業・Oculus社のCGスタジオ「Oculus Story Studio」が公開している作品。「Oculus Rift」ユーザーは無料で専用ストアからダウンロードできます。

ある悩みを抱えたハリネズミ「ヘンリー」の物語となっており、VRデバイスで再生することで、作品の世界に入り込むような映像体験が可能。見る人によってキャラとの距離感や見え方にも変化が出るというVRならではの作品作りがされています。

「VRアニメ」というジャンルは期待を集めつつも、まだまだ手探りの状態。世界最大規模のIT企業・Googleのほか、アニメ『NEW GAME!』を制作しているスタジオ・動画工房などがオリジナル作品の制作に着手しています。

フィギュアとアニメが大好きなオタク系ライター。「ねとらぼ」や「INSIDE」など、ウェブメディアを中心に活動中。好きなキャラは「初音ミク」。夢はコミケにサークル参加すること。