『ムウォル食卓 乙支路店』のチェジュ・フクテジチェユク・サムパプ11000ウォン

年末年始は最大9連休! 韓国と日本が政治的にうまくいっていなくても、旅行には関係ないことは、この半年間、訪韓日本人が増えていることでも明らかだ。

安心して食べ歩きを楽しんでほしいということで、前編に続いて、ビギナーでも利用しやすく、「美味しいソウルの店ベスト8」の後編をお送りしよう。

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  • 『南山(ナムサン)サケジョル』の豚肉。赤身と脂身のバランスがほどよく、ひと口で食べられるこの切り方は、肉質に自信がある証拠。『南山(ナムサン)サケジョル』の豚肉は、旨味が逃げないよう店の人が上手に焼いてくれる。
  • 『南山(ナムサン)サケジョル』(南山の四季)の店名通り、南山のふもとに位置する。明洞の繁華街に隣接する会賢駅3番出口から徒歩3分ほど  
  • いくら肉を食べても麺は別腹。『南山(ナムサン)サケジョル』では、大根とキュウリと卵だけが入ったシンプルなシンプルな冷麺を提供している
  • 『一品堂』の外観。光化門駅8番出口の斜め向かいにある
  • 『一品堂』の〆に出るクロレラ麺

ピリッと辛い豚肉炒めが食欲増進! 野菜もたっぷり摂れる

『ムウォル食卓 乙支路店』のチェジュ・フクテジチェユク(済州黒豚の甘辛いため)は、ごはんが進む辛さだ。済州は美味しい黒豚の産地として有名

ランチはこざっぱりしたお店で食べたい。おなかっいっぱい食べたい。野菜も摂りたい。

そんなわがままをすべてかなえてくれるのが『ムウォル食卓』。この日、筆者が食べたのは甘辛ソースで炒めた済州産の黒豚を主菜とするチェジュ・フクテジチェユク・サムパプ11000ウォン。

ごはん、豆モヤシのスープ、キムチやナムルの小鉢が4皿、さらにサンチュやエゴマの葉などの包み菜がたっぷり添えられる。

豚肉の甘辛炒めは大衆食堂の定番メニューだ。この店は一等地にある上品なレストランなので辛さ控えめと思いきや、なかなかスパイシー。

これを少量ハシでつまんで、ナムルやごはんとともに包み菜にのせて巻いて食べれば、ちょうどいい。

他に、日本からの旅行者に人気のカンジャンケジャン(カニの醤油漬け)のエビバージョンをごはんにのせた、カンジャンセウ・トッパプ11000ウォンも人気だ。

ロッテホテルの向かい辺りに位置するオフィスビルの地下にある『ムウォル食卓 乙支路店』の入口。隣りにはおしゃれなカフェやステーショナリーの店がある

『ムウォル食卓 乙支路店』
中区乙支路29地下1階 TEL:02-772-9280 10:
30~22:00 無休

ソルロンタンの王道! キムチも美味しい!

『里門ソルロンタン』の特ソルロンタン13000ウォン。特は肉増し。普通は10000ウォン

牛の骨や肉を長時間煮込んだスープ、ソルロンタンは、日本からの旅行者にもおなじみの韓国料理だ。

白濁したス―プには身体にいいたんぱく質がたっぷり溶けているので、韓国では二日酔いの朝に食べる人が少なくない。

だが、韓国料理には珍しく唐辛子を使っていなくて胃腸にもやさしいので、二日酔いでなくても食べたくなる。

ソルロンタンはソウル発祥の食べ物だけに専門店は多いのだが、百年以上の歴史がある『里門(イムン)ソルロンタン』はそのなかでも最古参。

これが『里門ソルロンタン』こだわりの部位、マナ(脾臓)。日本でいうフワ(肺)やレバに近い食感

この店のスープは韓国産牛の足の骨や各部位の肉を長時間煮込んだもの。器の中には牛の頭や膝、胸、舌などさまざまな部位の肉が隠れていて、多彩な食感と風味が楽しめる。

この店は昔ながらのスタイルで、マナと呼ばれる脾臓が入っているのが特徴。味らしい味はないのだが、ふわっとした食感がおもしろい。

ソルロンタンやサムゲタン、カルククスなどのスープが赤くない(辛くない)食べ物の店では、味のアクセントとしてキムチが活躍するため、キムチ漬けに余念がない。

この店も例外ではなく、白菜キムチも大根キムチも絶品なので、スープにはあまり塩を入れずにキムチをたくさん食べると美味しいし、健康にもいいだろう。

人気観光地、仁寺洞(インサドン)の西側の路地裏にある『里門ソルロンタン』

里門ソルロンタン
鍾路区堅志洞88 TEL:02-733-6526 8:00~21:00(日曜8:00~20:00) 無休
※ラストオーダーは閉店1時間前