ママに「自分だったら」を聞いてみた
では、自分の家庭に置き換えた場合のママたちの考えを見てみましょう。
多数を占めたのは「パパやほかの男性と一緒に入れるようになり次第男湯に入れる」65.28%。「『何歳』と年齢で目安を作り、その年齢になるまでは連れていく」14.46%の4倍以上です。
年齢で区切りをつけるのではなく、できるだけ早い段階で「ママと女湯」を卒業させたいと考えているママ、実際にそうしたというママが全体3分の2を占めました。
「身体の発達を見ながら、臨機応変に対応する」は19.29%。はっきりとした年齢を区切りにすると答えたママよりは若干多めですが、多数派とはなりませんでした。
そもそも、女性であるママにとって男の子の心と身体の発達には未知の部分も多いもの。
それに加えて、人により子どもの成長に対する捉え方が異なっていることもあり、自分の基準で「臨機応変に対応」を選ぶママは少ないのでしょう。
子どもが男湯に入れるかという問題
温泉で男湯に入るということは、普段とはまったく違う環境で、突然大きなお風呂にママと別々に入る、ということを意味します。
普段は毎日ママと一緒にお風呂に入っている子どもが多いことを考えると、大浴場にママ以外の人(パパであっても)と入ることに抵抗や恐怖心がなくなるまでには時間がかかる子もいるでしょう。
「もう男湯につれていこう」と思っても、すぐに男湯に入れるようになるとは限らないのです。
そうしたことも考えると、より正確には「(何歳になるかは分からないけれど)パパやほかの男性と一緒に入れるようになり次第男湯に入れる」というのが、ママたちのもっとも率直な回答なのかもしれません。