2019年公開のディズニー(ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ/ピクサー・アニメーション・スタジオ/ルーカスフィルム/マーベル・スタジオ)作品全10作品を、日々、新作映画の公開日を人生最大の楽しみに生きているライターが、個人の好みだけでランキング。
10位『マレフィセント2』
アンジェリーナ・ジョリーの"化けっぷり"が話題となった前作『マレフィセント』の、5年ぶりの続編。
本シリーズ、個人的にどうも受け付けなくて…
『眠れる森の美女』の実写化ではなく、マレフィセント自身にフォーカスした実写映画。
それはわかってるけど、もう設定もキャラも何もかも、私の知っているマレフィセントとはかけ離れ過ぎているんですよね。
美しきミシェル・ファイファー様演じる、イングリス王妃の振り切った悪役ぶりは大満足でした。
映像も綺麗で、細部まで良く作り込まれています。
9位『トイ・ストーリー4』
総じて「納得が行かない。」
結末に不満があると言うよりかは、そこに至るまでの決定的な理由と、ウッディの選択が最良だったのか、納得の行く"その後"をきちんと見せて欲しかった。エンドロールとかでも良いから。
自分がアンディとドンピシャで同世代で、おもちゃへの接し方も似ており、アンディ&ウッディに固執し過ぎていて、偏った見方しか出来なくなっているのも、あると思います。
シリーズとキャラクターに、あまりにも思い入れが強いんですよね。
正直、あんな悲愴感溢れるウッディや、キャラ崩壊したバズたちは見たくなかったです。
"おもちゃの物語"としての結末より、"ウッディ&アンディの絆の物語"を主軸に観ていたので、そういう意味では『トイ・ストーリー3』結末以上のものは求めてなかった。
フォーキーやギャビー・ギャビ―ら新キャラは、とても魅力的で素晴らしかったので、いつか受け入れられるようになりたい…とは思っています。
8位『ダンボ』
大好きな『ダンボ』が、苦手なティム・バートンで実写化される…と言う事で、正直期待値ゼロだったのですが、予想を裏切って大満足でした。
前半はアニメーション版の細かなシーンを丁寧に実写化して、後半でオリジナルのストーリーや舞台が広がる感じも、バランスが良い。
ティム・バートンらしさを挟みつつも、隅々までアニメーション版へのリスペクトが感じられて、とても好感が持てました。
後半の少し展開が読めない感じ&スケールの大きさは、実写ならではかも。
あとは、マイケル・キートン演じる本作のヴィラン、V・A・ヴァンデヴァーが最っ高。
善人ヅラして近づく芝居と、笑いながら怒る演技をさせたら世界一だと思います。
不気味だと思ってた実写のダンボも、予想に反してとてもキュートでしたよ。