『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』の著者で、日本・欧米いいとこどり育児を提唱する平川裕貴です。
今日は、人は4つのタイプに分けられるという、スペインの大学で発表された研究を参考に、あなたのタイプを探り、家庭にどのような影響があるかを考えてみたいと思います。
人の90%が該当する“4つのタイプ”とは
マドリードカルロス三世大学の研究では、人の90%は、4つのタイプに分けられると言います。その4つとは<楽天的><悲観的><お人よし>そして<妬み深い>というもの。
研究者は、4つのタイプを次のような例を挙げて説明しています。(筆者補足しています)
<二人のハンターが鹿狩りに行く。一人ではウサギしから狩れない。そこで、ハンターは二人で協力して鹿を狩るか、一人でウサギを狩ることにするかの決断を迫られる。>
A:鹿を狩る。二人で協力すれば必ずいい結果が得られると信じる。相手もそのために協力してくれると考える。
B.:一人でウサギを狩る。二人で協力しても鹿を狩れるとは限らないし、相手が協力してくれるとも限らない。一人でならとりあえずウサギを狩ることはできる。
C.:鹿を狩る。相手に協力しようと考えるが、鹿を狩れなくても気にしない。狩りを楽しむことができたらそれで十分。
D:一人でウサギを狩る。相手に負けたくないという気持ちが強いので協力するなんて考えない。ウサギを狩れば、他のハンターに少なくとも負けることはない。
上記では、Dのタイプが30%と一番多く、A・B・Cはそれぞれ20%、あとの10%は判別不能なのだそうです。
そしてこれらは、
A:楽天的タイプ
B:悲観的タイプ
C:お人好しタイプ
D:妬み深いタイプ
とされています。
当てはまるものをチェック!あなたはどのタイプ?
では、この研究を参考にあなたのタイプを探ってみましょう。
あなたはどのタイプが一番近いですか?
A:楽天的タイプ
- 物事をいい方に解釈することが多い。物事の明るい面を見ようとする。
- コップの水が半分になった時、「まだ半分ある」と考える。
- 将来は良くなるし、人生はうまくいくようにできていると思う。
- うまくいかないことがあっても、それは最終的な成功のための必要条件だと思う。
- 生まれついての悪人はいない、「渡る世間に鬼はない」と思っている。
B:悲観的タイプ
- 物事をなんでも悪い方に捉えてしまう。
- コップの水が半分になった時、「もう半分しかない」と考える。
- 事が起こった時には、まず良くない結果を予想する。
- 何をやってもうまくいかない、将来良くなることもないと思う。
- 世の中には悪い人間が多い、「人を見たら泥棒と思え」と思っている。