夫のイクメンぶりを動物に例えると…
自分の夫はイクメンなのか否か、周りと比べるのは嫌だけど、つい気になってしまうものです。そんなあなたには、夫の家事育児ぶりを動物別に分けたタイプ別診断がオススメ。動物と比べるなんて! と侮るなかれ。実は動物たちのオスの役割には、参考にしたくなるような行動や人間の子育てとよく似ている点が多いのです。
「子育て」と「住まい」を考える情報サイト「ノムコム with Kids」の「動物別 今どき夫 タイプ別診断」。オオサンショウウオ、ハト、ビーバー、オオカミ、コウテイペンギン、ゴリラの6種類のなかから、夫の行動がどの動物に当てはまるのかビシッと診断してくれます。人間と共通点があるとは思えない動物もちらほらいますが、それぞれの子育ての仕方やオスの生態の特徴を紹介していきます。
バラエティに富んだ動物たちの家事育児方法
オオサンショウウオ
国の天然記念物であるオオサンショウウオは、体外受精で卵を育て、子育てもオスが行います。メスが産卵したあとは、オスが巣穴にとどまって卵が孵化するまで敵から守り続けるのです。
さらにオスの皮膚からは抗菌活性のある物質が分泌しており、菌から卵を守る役割もあるとか。育児をこなして家を守る典型的な「専業主夫」タイプ。
ハト
夫婦で力を合わせて巣を作り、危険が多い昼間はオスが卵を温め夜は交代でメスが卵をあたためるそう。また、ハトが子育てに用いる、自身の体内で生成する栄養価の高いミルク”ピジョンミルク”を、オスも生産することができるのです。
また、ヒナを育てている最中に余った時間を利用して新しい巣作りを始め、何度も子育てをするとか。
まさに与えられた役割を夫婦でしっかりこなし、料理や家事もこなせる「カジメン」タイプです。
コウテイペンギン
コウテイペンギンのメスは産卵後、オスに卵を託してエサを求めて海へ向かいます。メスが戻ってくるまでの間、オスは極寒のなかで4カ月もの間絶食を続けながらじっと足の上で卵を温め続けるのです。
メスが戻る前にヒナが産まれてしまうと、オスは食道から“ペンギンミルク”と呼ばれる乳状の栄養物を吐き出してエサとしてヒナに与えます。また、産まれたヒナたちは保育園のように一カ所に集められ群れのなかで大切に育てられるそう。夫婦連携で家族がチームとして協力しあえる、今どきの「イクメン」タイプ。
ビーバー
ビーバーは「自分以外の生活のために周囲の環境を作り替える、ヒト以外の唯一の動物」だと言われています。オスが家族のためにエサを取りに行っている間、メスは巣で子供たちの面倒をみているという典型的な専業主婦型家族。
しかしオスは子供が成長すると、家族総出で巣作りやダム作りを子供に教える、教育熱心な面があるそうです。家の事は妻に任せっきりだが、子育てには熱心に参加する「コミット」タイプといえそうです。