過度な期待には注意して!「いい子症候群」の危険
子どものために最適な環境を用意してあげることは大切ですが、同時に注意しなければならないことは、子どもに期待をかけすぎないことです。
「いい子症候群」という言葉をご存じでしょうか。常に親や教師の顔色をうかがい、大人が喜ぶように行動してしまう子。特に長子に多いそうです。
原因のひとつとして、子どもに対する親の期待があげられています。
親の考えを押しつけたり、無理な期待やプレッシャーを与えたりすると、子どもは自分の意思に反してでもいい子を演じてしまうことがあります。
「いい子症候群」になると、子どもがほんとうにやりたいことや素直な感情表現、意見をいうことができなくなってしまいます。
→「うちの子は大丈夫?」と不安になったかたは、「手のかからない子ほど危険!? 将来にも影響を与える「いい子症候群」とは」(Conobie)もチェックしてみてください。
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親にとって一番の願いは、子どもが幸せになること。高学歴で高収入であっても、大きなストレスを感じていたり、自分の人生に満足していない所が多いと幸せとはいえません。
日々のやりとりのなかで、「これが子どもにとってベストな支援になっているか」「幸せを感じされられているか」を考えながら接することができるといいですね。
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