3.金曜日に集中する“夜勤“
「彼氏は、夜勤のある仕事で前日に勤務が変わることもよくありました。
夜勤があるときは日付が変わった深夜に勤務が終わり、その日はそのまま休みになるパターンです。
それはいいのだけど、あるときから金曜日の夜勤が多くなって。
『金曜に夜勤があると、次の日の土曜日が何だかもったいないね』と言っていましたね。
それが、“金曜日の夜勤”の日だけは家に帰る時間がまちまちになったり急に時間が変更になったり、不規則なことがあるのでおかしいなと思いました。
それで、ふと『平日の夜に夜勤って嘘をついて浮気すると、次の日に有給休暇を取らないといけなくなるから金曜日の夜なのでは』と思いつきました。
それからしばらく泳がせていたら、案の定しっぽを出したので証拠をつきつけて別れてやりました」(29歳/企画)
身近な存在であれば勤務のおかしさには気がつくのですが、それをスルーしてしまうのが浮気中の男性の浅はかなところです。
こういうケースでは割と証拠をつかみやすく、こちらの女性は男性の給与明細をこっそりチェックして実際の夜勤の日数が少ないことをまず把握しました。
仕事を言い訳にすると、コントロールできない辻褄合わせが必ず出てきます。
それを見せられれば、どんな言い訳も通用しないのです。
4.朝の8時から“契約”の話!?
「私も知っている女性なのですが、彼氏とも仕事でお付き合いがあり、最初は三人でご飯を食べに行くような仲でした。
それが、あるとき『○○さんの会社と取引をすることになった』と彼氏が言って、それからふたりが急接近。
仕事帰りに会ったり夜も電話があったり、距離が近くなっているのが気になっていました。
不自然だなと思ったのは、日曜の朝8時に彼氏が『○○さんと契約の話で呼び出された』と言い出し、それから三時間も帰らなかったときです。
仕事の話なら仕方ないと最初は思っていたけれど、彼女と同じ会社の人から『休みの日の朝から契約の話なんてしないよ』と言われ、浮気を疑いましたね。
彼氏のLINEを見たらホテルに行ったことをにおわせるメッセージが残っていて、それを見せて別れてやりました」(35歳/総務)
こちらも仕事を理由に浮気相手との関係を進められていたケースですが、非常識なことまで押し通せるわけではありません。
そこから足がつき、裏で証拠集めをされても文句は言えませんよね。
彼女が侵入できない部分を浮気に使っても、確認する方法はあるものです。仕事を言い訳にするのは、本当はリスクが高いのですね。
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恋人の浮気を知ったきっかけを聞くと、どんな話でもどこかで男性の言動におかしなところがあります。
隠れて関係を持つなら、当然嘘をついたりごまかしたりしないといけなくなるわけで、その不自然さは必ず見破られます。
近くにいるからこそ気がつく違和感ですが、それを甘く見ると痛い目にあうのですね。
そもそも、浮気はする側が非を負います。
歪んだ関係は、いつかまともな愛情で結ばれた人まで失うことになるのだと思いましょう。