特に不安もなくお付き合いは続いていたのに、彼氏の言動にふと違和感を覚えてしまう。

「まさか、浮気?」と思って調べてみると、やっぱりおかしい点がちらほら……。

浮気は、隠そうとすればするほど不自然さが目立ちます。そこから“真相”を突き詰められることも多く、結局は別れにつながるのもよくある話。

実際にどんな違和感があったのか、エピソードをご紹介します。

こんなところにあった!彼氏の浮気に気づいた「不自然さ」

1.「スマホをロックしない自分」を過剰にアピール

「彼氏は、普段から私が自分のスマホに触るのを嫌がらず、ロックもしていませんでした。

それを『信用されている証拠』と思っていたけれど、機種変更でデータの移行を手伝っているときにLINEの画面を見てしまい、そこには見知らぬ女性の名前が。

誰だろうと思ったけど、そのときはまさか彼氏の浮気相手だとは思わず、尋ねることはありませんでした。

でも、LINEの画面を私が見たと知ってからは、彼氏が何度も『やましいことがないなら、スマホはロックしない』と言い出して。

私は何も言っていないのに、おかしいなと思ったときにピンときて。

こっそり彼氏のLINEをチェックしたら、例の女性とのトーク画面は『好きだよ』『早く会いたい』のオンパレードでした……。

あえて“ロックしない自分”をアピールしてチェックしないように対策していたんだなと気づき、悔しかったです」(33歳/営業)

「浮気しているとスマホを肌身放さず持ち歩く」みたいな話をよく聞きますが、それを逆手にとったのがこちら。

ロックしていなければ疑われないだろうとそれをアピールしても、しつこくなるとその姿に不自然さを感じますよね。

誠意を見せるふりをしながら裏では真逆のことをしていれば、いずれ相手から手痛い仕返しを受けます。

こちらの女性は、浮気相手とのトークの履歴を証拠に別れたそうです。

2.前後がつながらないLINEのメッセージ

「ある時期から頻繁にある女性と会うようになり、『仕事の人だから』と言っていたけれど、休日の夜中まで“仕事の話”って、本当なのかと疑っていました。

ある日、またその人との約束で出ていくという彼氏に『会っているだけなんだよね?』と尋ねると、『あやしいと思うなら何でもチェックしろよ』ってスマホを放り投げられて。

恐る恐るその女性とのLINEを開いてみたら、確かに浮気を思わせるメッセージはないけれど、不自然に会話が途切れている箇所があり、『これは削除したんだな』と。

通話履歴にはその女性と会話した跡がなく、逆にこれもあやしかったですね。

そのときは素知らぬふりで返したけど、おかしな関係だとわかって一気に愛情が冷めました。

チェックさせれば気が済むと思うのが浅はかですよね……」(26歳/美容師)

「浮気の証拠をつかめなかったのが悔しい」とこちらの女性は話していましたが、「つながりの痕跡を不自然に消されている」のがすでに普通でない証です。

本当に何もないなら、納得のいく流れを把握できるはず。

それを削除しておいて彼女に納得しろ、では無理がありますよね。

こちらのケースも、最終的に彼女は男性との別れを選びました。