外出前、出発予定の時間が迫っているのに、子どもがなかなか着替えや準備をしてくれず、ぐずって「イヤ!」を連発。ママも「早くしなさい!」とどなりまくって険悪ムードに…。

きっとほとんどのママが、そんな状況に心当たりがあるのでは。

どうして出かける前になると、子どもはいつも以上に言うことを聞かなくなるのでしょうか?

外出時の状況を振り返ってみたところ、幼児が外出を嫌がるときの状況には、ある程度お決まりのパターンがあるようです。ありがちな4つのパターンをご紹介します。

どうして?外出前に子どもがぐずる原因

事前に予定を伝えていない

最もよくあるパターンはこれかもしれません。ママが子連れで出かける目的は、ママ友とのランチ、小児科の受診、予防接種などさまざまですが、幼児期は赤ちゃん時代の延長で、わざわざ子どもに予定を伝えずに出かけることも少なくないのではないでしょうか。

当日の朝食を食べた後くらいに、「さあ、これから病院に行くよ!」と、唐突に告げることもあるはず。

年齢にもよりますが、子ども自身に「今日はこれをして過ごそう」というイメージができている場合、急に自分のイメージと違う予定を告げられると、「聞いてないよ!ムリ!」と感じたり、気分の切り替えができなかったりすることがあるようです。

大人だって、急にどこかに行くと言われたら「え〜」となること、ありますよね。

赤ちゃんのうちはともかく、言葉でコミュニケーションがとれるようになったら、できれば数日前、少なくとも前日には予定を伝えておきましょう。「明日は午前中に病院に行くよ。お医者さんにお耳を見てもらうんだよ」というように具体的に話すと、子どもも外出予定をイメージして心の準備をすることができそうです。

ママの支度に時間がかかった

事前に予定を伝えていて、子どもも乗り気だったのに、急に外出直前に子どもが不機嫌になる…という場合、ママの支度に時間がかかりすぎた可能性も。

ママはささっと15分で手抜きメイクしたつもりでも、子どもにとってはけっこう長い時間。待つのに飽きてオモチャで遊び始め、おもしろくなってきたところで、「お待たせ。行くよー」と言われたら、イラッとするのも無理はありません。

このパターンに当てはまりそうなら、早起きしてメイクを済ませておく、子どもにテレビを見せている間に支度するなど、子どもを待たせない工夫をするといいかもしれません。