「東方異象編」OP曲「時の女神の帰還」から第2部がスタート
続く第2部は、「東方異象編」のタイトルにもなっているOP曲「時の女神の帰還」より開幕。歌唱する香里有佐さんもゲストに迎えて、東方へ飛び立つ冒険の歌がPV映像を交えながら演奏されました。第2部「東方異象編」の世界観を彩る楽器として、琴・尺八・三味線もバンドに加わり、エキゾチックな魅力も加わります。
和楽器のイメージを覆すようなバラエティ豊かな音色によって、「うつし世に花 夢に風花」「剣風雷花」「螺旋の焔が抱く夢は」が続けて披露されると、サウンドディレクターを務める山上毅さんがゲストで登場しました。「東方が舞台となるので、和楽器をフィーチャーした雰囲気のある曲が多いんです」と語りつつ、自身もピアノとして参加して「まほら湖」を演奏。
第1部のボス戦テーマ同様、変拍子による楽曲の「朱雀~鬼哭舞闘~」、清らかな音色の「ホキシの森」、東方古代のボス戦を表現した激しい楽曲となる「野獣輪舞曲」を経て、MoeMiさん歌唱による「海ノ国 ザミ」へ。ゲストのMoeMiさんからは「のどかな漁村のわらべ歌ですが、切なかったり神秘的な部分を意識して歌いました」とコメント。
歌詞に関しては逆再生することで意味がわかるとのことで、竹本さんからもぜひプレイヤーで試してほしいというひと言が。
「ビッグ・ゴンジュロ~終わりなき陥穽~」と「澱みの地」が演奏されて、いよいよ第2部ラストとなる2曲は、ともにボスの名を冠したテーマ曲となる「ゲイルキャリゴ~運命のルーレット~」と「ミロク・ディザスター~救済のアバランシェ~」。
ミロク・ディザスター戦のテーマは、もともとオーケストラ仕様のものを今回のコンサート用に、バンドメンバー・加藤裕幸さんがアレンジ。「一緒にラスボスに挑みましょう」と竹本さんに誘われ、圧巻の演奏とともにコンサートのプログラムは終了に。