スマホ向けシングルプレイ専用RPG『アナザーエデン 時空を超える猫』の世界を音楽で体験できる、アナザーエデンコンサート「a refrain of times」が開催。ヒューリックホール東京にて1月5日に昼・夜の2公演が行われ、本記事では夜公演の模様をレポートします。
ゲーム画面とともに楽曲を体験できるコンサート
第1部と第2部「東方異象編」の最新楽曲が堪能できる内容となり、楽曲が流れるゲーム画面も映し出され追体験ができるように。コンサートは「殺されし時よ、人よ」よりスタート。「緑の村 バルオキー」と「風薫る大地」も続けて演奏されると、今回のバンドマスター兼キーボード担当の竹本隼也さんより「コンサートですが、ペンライトなどを振っていだたいて構いません。思い思いの色で楽しんでください」と挨拶。
続く楽曲は、深淵の地のボスである魔獣ヴァレス戦のテーマ「Brilliant Streamer」となり、ボス戦らしいアップビートなサウンドが会場に響き渡っていました。
メインテーマとなる「Another Eden ~時空を超える猫~」から、夜公演のみの上演となった「Decent Destructors」に続いて、「時の忘れ物亭」、「ラウラ・ドーム」、「星を継ぐもの」、「楽園を解放するために」が4曲連続でお披露目。会場には第1部プレイ済みのファンも多く、各楽曲に聴き入っていました。
ここでゲストとしてボーカル曲「時の闇に喰われし者」を担当する園崎未恵さんが神秘的な白装束で登場。今回がレコーディング時以来の歌唱となると語り、言葉ではない言葉のようなものを込めたいというオーダーに応えて作詞も担当したエピソードを話されます。「時の闇に喰われし者〜忘れじの光メドレー」として、2曲合わせての演奏となり、園崎さんの透き通るような歌声には会場も魅了されていました。
ゲストとして第1部のコンポーザーを担当する、プロキオン・スタジオの土屋俊輔さんとマリアム・アボンナサーさんも壇上に。マリアムさんやバンドメンバーが当日着用していた「わるいやつは大体変拍子」Tシャツは、竹本さんが自作したもので、ボス戦のインパクトある楽曲は変拍子のものが多いと指摘。
土屋さんから「(変拍子のためリズムに乗りづらいので)ペンライト振りにくいよね!」と回答されると会場は笑いに包まれていました。
トークでは今回のバンド名が「ホシノオトシモノ」に決定したことも発表され、いよいよ第1部ラストの楽曲へ。観客の手拍子も一体となり、「ゆかいな時間」がバンドメンバー紹介を交えつつ披露されました。