芭蕉イカのマリネ ホワイトガスパチョを注いで.
カットされた芭蕉イカ(アオリイカの別称)、フルーツトマト、アサリなどをマリネにしたものに、ホワイトガスパチョを注いで頂きます。
ホワイトガスパチョには、西京味噌とトマトコンソメが入っているのですが、トマトで赤くならないようにシェフが旨味だけ抽出しているそうです。
美味しい。
鬼カサゴと松茸の包み焼き 香りを楽しむ1皿.
今が旬の高級魚、鬼カサゴを使った1品です。
鬼カサゴの切り身にバーナーで焼き目をつけた後に、松茸などと一緒にオーブンへ。
パピヨット(フィルム)に包まれたまま調理されており、テーブルでは開封の儀が執り行われます。
ふっくらとした白身とあっさりとしたコクのあるスープが、美味しくてたまらないのは勿論ですが、とにかくテーブル中に広がっていく香りが最高です。
味で満たされているのか、香りで満たされているのか、両方なのか、両方ですね。
隣のテーブルで食べられたら、思わず振り向いてしまいそうな芳醇さ。
問題があるとすれば「隣のテーブルの鬼カサゴを食べたい」と申し出てもその場で食べられないことでしょうか。
5日前までの事前予約コースなので、口に入れられるのは最短でも5日後になります。
ティラミスとエスプレッソコーヒーのグラニテ.
ミッキーマウスのデビュー作、1928年公開の『蒸気船ウィリー』をモチーフにしたデザートです。
チョコレートでつくられた映写機と可愛らしい2つのフィルム。
シェフ曰く「動いている」そうなのですが、判別は少し難しい…、是非挑戦してみてください。
卵型のチョコレートに包まれたのが、デザートの本体です。
一見ティラミスのようですが、アルコール分は含まれておらず、マスカルポーネチーズとココアパウダーでつくられており、その上のったひんやりとしたエスプレッソの氷菓子が美味しい。
4年前に東京ディズニーランドホテルのレストラン『カンナ』が、今回と同じく『ぐるぐるナイティンナイン』で登場しましたが、カンナ自体がディズニー要素の少ないレストランということもあり、今回こそは! と、デザートにディズニー要素がふんだんに盛り込まれています。
11月18日のミッキーマウス・ミニーマウスのスクリーンデビュー日に食べたいとご予約を入れているファンの方もいらっしゃるそうです。