『Hello! Project 2020 Winter HELLO! PROJECT IS [ ]』

モーニング娘。'20は同じメロディに異なる歌詞、ダンス、パート割をした斬新な新曲2曲を披露!

Juice=Juiceがパワフルに歌いあげた後、モーニング娘。'20は1月22日にリリースされるシングルから、「LOVEペディア」「人間関係No way way」の2曲を続けてパフォーマンス。これは、同じメロディに異なる歌詞、ダンス、パート割、アレンジを行った意欲的な2曲。

15期メンバーである北川莉央、岡村ほまれ、山﨑愛生初参加シングルである点も注目したい。

最後は、参加メンバー全員でのパフォーマンスでフィナーレ。今回のハロコンのタイトル『Hello! Project 2020 Winter HELLO! PROJECT IS [ ]』の「HELLO! PROJECT IS [ ]」の部分には、メンバー、ファンそれぞれにとっての「ハロー!プロジェクトとは何か?」が入る。

この1年、このカッコの中にどの様な言葉やメッセージが入るのか、今後の活躍がさらに楽しみになるコンサートであった。

それぞれの個性がつまった“書”を発表! リーダー譜久村は「鼠」を目指す

『Hello! Project 2020 Winter HELLO! PROJECT IS [ ]』

開演前に行われたメディア向けの囲み取材では、譜久村聖(モーニング娘。'20)、竹内朱莉(アンジュルム)、金澤朋子(Juice=Juice)、井上玲音(こぶしファクトリー)、岸本ゆめの(つばきファクトリー)、山崎夢羽(BEYOOOOONDS)の7名が登壇。2020年の目標をしたためた書き初めを発表した。

モーニング娘。’20のリーダーであり、ハロー!プロジェクト全体のリーダーである譜久村は「鼠は大黒天の使い」の意味について、「ねずみは福の神の使いと呼ばれているんですけど、私は今年年女なので、そんなねずみのようにモーニング娘。'20やハロープロジェクトの“福の使い”のような存在になりたいなと思っていますと宣言。

岸本は「今年はもっともっと色々ことに挑んでいきたい。ライブハウスを回るツアーをさせていただいているんですが、次はステップアップしてもうちょっと大きなホールを単独でできるように頑張っていきたい」と抱負を語り、金澤は「Juice=Juiceは他のグループと比べてもライブ活動が多く、大好きなグループです日本でのライブ活動はもちろん、オリンピックもありますし、和の心、日本の文化を海外の方にも広めていきたい」とコメント。

井上は「辛夷の花というのは、春に咲く花、春を告げる花と言われているんですけども、こぶしファクトリーは春だけでなく、1年中ずっと咲き誇っている花でありたい」と話した。この囲み取材の後、19日にはグループ解散を発表したこぶしファクトリー。この書には色々な想いが込められていたのであろう。

竹内は、「2019年にはメンバーの卒業もあって、今年は残された私たち、後輩もたくさん増えてきていますので、みんなで努力して、新たなアンジュルムを築きあげられればいいなと思います!」と力強い書と共に気合を感じさせる。

2019年にメジャーデビューし、「第61回輝く!日本レコード大賞」で最優秀新人賞を受賞したBEYOOOOONDSの山崎は「今年の目標は『伸びよ』。びよーーんです!」と折りたたんだ半紙を開き、工夫を凝らした書き初めを披露。

「2020年は初めての単独ライブツアーと主演舞台も決定しているので、昨年以上に、びよーん! と飛躍できるようにがんばります!」と笑顔を輝かせた。