6歳~12歳(小学生時代)

  • 子どもの人数分部屋が確保できるか
  • 部屋への閉じこもり対策
  • 近くに公園や児童館、図書館があるか
  • 通学路の安全性

小学生の子どもがいる家庭で気にするべきポイントは、「子どもの人数分部屋を確保するかどうか」です。

子どもが低学年の時は1人1部屋は必要ない場合が多いですが、高学年になれば必要になることもあります。

兄弟がいる場合、2人1部屋で十分だと考える場合もありますし、小さいうちから別々にと考える場合もあるでしょう。

子どものタイプと親の考え方によりますが、最初は2人1部屋でも、いずれ1人1部屋にできるだけの部屋数を最初から確保しておけば、引っ越しの回数も減らせ、引っ越しにより子どもの環境を変えることを避けることができますから、先を見越した計画が必要です。

またこれも子どものタイプによりますが、1人1部屋を与えてしまうと、閉じこもってしまう子どもがいます。

閉じこもり対策を考えた間取りを選ぶことも視野に入れなければなりません。

リビングから離れた1部屋を与えるのではなく、リビングに接した間仕切りができるタイプの部屋を与えるという対策をとるだけでも、子どもの閉じこもりは防げますね。

また、小学生になると行動範囲が広がり、放課後の過ごし方はその子どもによりまちまちです。

授業が終わった後は真っ先に家に帰り、公園や児童館、図書館へ行くことも多くなりますから、公園や児童館、図書館は家から近い方がよいでしょう。

そして、最も見落としがちなことが、「通学路の安全性」です。

最近ニュースでもよく聞くようになりましたが、下校途中の児童に声を掛け、連れ去る事件などが増加しています。

人通りが少ない狭い路地を通らなければ学校へ行けないような物件は、極力避けるべきでしょう。

通学路のみならず、学校のPTAなどの協力で、学区内が大人の目で守られているような地域も安全性が高いと言えますから良いですね。