料理、家事、子育て、家計管理…毎日続く家のしごと。やることがいっぱいで、頭の中がごちゃごちゃになってしまう時はありませんか?

日々の予定やタスク管理、感情の整理に役立つアイテムといえば、ノートや手帳。記録するだけでなく、後から見返す楽しみもありますよね。

しかしうまく活用できていないと悩む方も多いはず。

家事も、家計も、子育ても…みんなのアイデアが満載! 家しごとがもっと楽しくなるノート術』では、家事・料理・家計簿・子育て、それぞれのテーマに分けて、達人25人のノートが公開されています。

そこで今回は本書の中から、家事編に注目し、ノート活用術のアイデアをピックアップします。

1:家事のタスク管理は付箋を活用すべし

仕事でよく使われる付箋は、日々のタスク管理にも便利なようです。最近では、100円ショップでも、付箋が種類豊富に揃っていますよね。

そんな付箋を使ったノート術を実践しているのが、主婦のたまさん。

トラベラーズノートのダイアリー(時間軸が入っているもの)に付箋を使って、家事や掃除を管理しているそうです。掃除計画は、黄色の付箋に書いて貼り、終わったらはがして次週に使います。

例えば、「玄関」「キッズスペース」「キッチン」と書いた付箋をその日のスケジュールに貼り、そこの掃除が完了したら、来週の掃除予定日に付箋を移動させて使えば、無駄がありません。

そして掃除計画とは違う色の付箋には、家事や雑事のTO DOを書いて、予定する時間に貼っておくとのこと。

例えば、「図書館」と書いた付箋を10時〜11時の欄にプットします。付箋なら予定が変更しても簡単に移動ができるので、便利だといいます。付箋の色分けによっても、予定の種類が一目瞭然になりますね。

また、京都在住の主婦はみるのさんも、付箋を活用するひとり。

週間、月間、年間の各ページがある手帳を使っているそうです。はみるのさんは頭に浮かんだことを、ミニ付箋に書き出すそうです。そして手帳を開いてすぐのところに付箋を貼るぺージを作り、次の4つに分類します。

(1)「重要で急ぎ」

(2)「重要ではないが急ぎ」

(3)「急ぎではないが重要」

(4)「重要でも急ぎでもない」

そして、それぞれに貼っていくのです。例えば、「写真の現像」という付箋を「急ぎではないが重要」に貼ります。そしてこの付箋を実行する週間ページに移動して、予定に組み込んでいくといいます。

2:献立づくりで付箋を有効活用する方法

他にもはみるのさんは、大きな付箋を献立づくりに役立てているそうです。

(1)デカ付箋に1週間で使う予定の食材を書き出す

(2)実行する週の見開きページに貼る

(3)付箋を見ながらノートに1日3食の献立を書き込んでいく

卵やイモなど、複数個ある食材は、 「○」印でカウントするのもポイント。使ったら「○ → ●」と黒く塗りつぶせば、在庫数を把握できますね。

それ以外の食材は、使った後に二重線などで消せば、どれが残っているのがわかります。こうすることで、買い足すべき食材や買うタイミングが付箋を見て判断することが可能になるのです。