プロレスラーの体を見たことはありますか?

プロレスに魅せられて半年弱の筆者は、月2回、多いときは週1回、さまざまな団体の大会へ足を運び、多くのレスラーの戦い及びその体を見てきました。

プロレスを観たことがない方の中には「レスラー=筋肉ムキムキだけど、お腹がぽっこり出ている」みたいな思い込みを持っている場合も。

しかし、実際はとんでもない。鍛え上げられたその体はしなやかで、美しいとさえ感じさせるレスラーが多いのです。

本シリーズでは、筆者がプロレス初心者の女性向けに素敵なレスラーをピックアップし、「太りにくいコンビニ飯の選び方」をテーマにインタビュー。

地方巡業が多く、移動時間が長いレスラーは、食事をコンビニで済ませることも少なくありません。

とくに地方に行けば行くほど、コンビニは強い味方になるといいます。

コンビニ飯とうまく付き合いながら、きれいな筋肉のついた身体をキープするためのコツを聞いてみました。

「忙しくて自炊をする暇がない」「コンビニに頼りがち」といった女性たちにも参考になるのではないでしょうか。

太りにくい体づくりの極意って?

第1回目に登場いただくのは、2014年から全日本プロレスに所属する中島洋平選手(31歳)。

プロレスラーとしてデビューし約9年半。

鍛えられた背筋や僧帽筋、上腕二頭筋が美しいこと、愛嬌のある笑顔、丁寧なファンサービスが魅力です。

そんな中島選手は、もともとは痩せ型だったといいます。

「食べないと体重がどんどん減ってしまうタイプでした。でも2〜3年前からでしょうか。

20代後半のときに、20代前半のときとは体質が変わってきたなと感じるようになりました。

食べたら食べたぶんだけ、肉がつくようになったんです。

それからは食生活を見直し、糖質や脂質が少なめのものを選んだり、カロリーを意識したりして、身体を絞ることに重点を置くようになりました」

大事にしているのはたんぱく質の摂取量で、一般の人の場合、1日のたんぱく質必要量は「体重(kg)×1倍=()g」となります。

たとえば体重50kgの人なら50gが必要、ということ。

それに対し、筋トレやスポーツをする人は「体重(kg)×2倍=()g」となります。

体重約80kgの中島選手なら160gが必要になる計算です。

その160gを摂取するために、コンビニではどんな食品を選ぶのでしょうか?