大きな魚以外は心配せずに食べても大丈夫!

妊婦さんは、魚を食べ過ぎると水銀の影響が気になるという人も多いかもしれません。

しかし、注意しなければいけないのは、マグロやメカジキ、サワラ、ムツなどの大きな魚だけ。これらは週に1回80g以下に抑えましょう。

それ以外のサンマ、ブリ、イワシ、鮭、サバなどは心配せずに食べて大丈夫だそう。DHAとビタミンDの貴重な供給源なので、安心して食べましょう!

魚を食べられない日はクルミやチアシードを

クルミや亜麻仁油、チアシードなどに含まれるα—リノレン酸は、体内で一部がDHAに変わるという性質があるそう。そのため、魚介類を食べることができない日はこれらの食材の活用を。

亜麻仁油はサラダにかけたりスムージーに入れたり、生でとりましょう。チアシードは水で戻してヨーグルトに混ぜるとよいでしょう。手軽にとれるのはうれしいですね。

妊娠中はこれらの育脳食材に限らず、赤ちゃんの体をつくるたんぱく質をしっかり摂ることが大切だといいます。肉、魚、卵、大豆製品などを1日3食片手ひと盛りを目安に摂り入れましょう。

今回ご紹介した書籍『妊娠中の食事』には268ものレシピも掲載されているので、すぐに献立に取り入れられそうです。

ライター。音楽系の出版社で6年間勤務した後、かねてからの目標であったアメリカでの短期留学を果たし、現地でフリーペーパー制作のボランティアを行う。帰国後は、実用書を扱う出版社にて女性エッセイや心理本などの編集を担当。その後、ライターとしての活動を始める。北欧のヴィンテージ食器が好き。