3.テレビで不倫や浮気の話が出ても反応しない
「以前は、テレビで芸能人の不倫騒動などが出ると夫と『すごいね~』とか気軽に話していたのですが、それは遠い世界の話だからできたことで、自分の夫が浮気をしていると知ってからはその話題に反応できなくなりました。
むしろ、自分は取引先の女性を積極的に食事やホテルに誘っているのに、テレビを見て
『こんなバレるようなことをするから』
などと平然と口にする夫の気持ちが信じられず、以前のように笑い飛ばせなくなって。
私が浮気や不倫の話題について何も言わなくなってから、夫は何かを察したのか急な残業が減り、休日の外出も控えるようになりましたね。
今ごろ遅い、と正直思うし、別居を考え中です」(40歳/専業主婦)
他人の不倫話を話題にできるのは、あくまで自分とは関わりのない世界だからこそ。
いざ自分も渦中にあると知れば、よその話であっても身近に感じてしまいます。
こちらの妻が許せないのは、「自分もしているのに、他人事のように笑い飛ばす」夫の姿。
バレないと腹をくくっているのかもしれませんが、以前と反応が変わった妻の様子に、「もしや」と不安になったのかもしれませんね。
ですが、証拠を押さえたあとでは何をやっても嫌悪感は消えない、ともいえます。
4.予定について以前より詳しく知りたがる
「夫の浮気を知るまでは、信用していたので急な予定の変更や突然入る残業なども、『仕事だから仕方ない』と思っていました。
でも、私に残業と言った日に知らない女性とレストランで食事していたことを知人から知らされ、一気に不審感が湧きました。
不倫しているなら離婚しかないので、すぐに興信所にお願いして夫の調査を依頼。
確実な証拠をつかむには夫の予定を把握しておく必要があって、なるべく不自然にならないように
『これからはできれば早めに仕事の予定を教えてほしい』
とお願いしました。
が、夫はそれからも当日に残業を言ってくるばかりで、業を煮やして
『残業になりそうなときって、あらかじめわかるものじゃないの!?』
と言ってしまって。
以前より予定を詳しく知りたがる私を見て、夫は何かを感じたのか“急な残業”を減らしました。
でも、いつか必ず写真を撮って離婚してやろうと思っています」(37歳/営業)
こちらの女性は、「とにかく浮気の証拠をつかもうと躍起になる自分が嫌で」と話していました。
夫の有責で離婚したいけれど、そのためには言い逃れのできない証拠が必要です。それをつかむタイミングを待つ日々なんて、確かに不毛だなと思います。
それでも、そもそもそんなことをさせる夫に非があるのが現実。
隠れて関係を続けるのなら、いずれ離婚を突きつけられる結末が待っていることを、忘れてはいけません。
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夫の浮気を知ってしまうのは、足元が崩れるような大きなショックを受けます。
今まで通りの生活を続けようと思っても、不審感は必ず態度に出てしまい、それで夫にバレたことを疑われるのはよくあることです。
ここまで来ると、信頼関係を取り戻すのは容易なことではありません。
お互いに腹を探り合いながら生活するのは苦痛でしかなく、それからは自分の人生のための選択が待っています。
悔いのない道を選べるように、冷静な行動を心がけたいですね。