映画をイメージした衣装で登場した松本伊代(左)と小沢一敬

 映画『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』の公開直前イベントが29日、東京都内で行われ、松本伊代、小沢一敬(スピードワゴン)が出席した。

 実話を基にした本作は、音楽の殿堂ニューヨークのカーネギーホールを舞台に、絶世のオンチなのに歌手として喝采を浴びることを夢見るマダム・フローレンスとあらゆる手段を駆使して妻の夢を支える夫シンクレアによる笑いと感動の物語を描く。

 2人はマダム・フローレンスと夫シンクレアをイメージした衣装で登場した。小沢は「伊代さんはいつもチャーミングでかわいらしい女性」とべた褒め。松本も「私、小沢さん好きです。テレビで見ていていつもクールでぱっと面白いことを言って。すてきだなと思います」と互いに褒め合った。

 また、この日はV6の長野博と白石美帆の結婚が明らかになり、松本は「番組で、前に行ったことがある相性占いですごく相性がいいのが長野さんと言われて、勝手に親近感が湧きました。良かったなと思います」と祝福した。

 松本から結婚願望を問われた小沢は「したいと思った時期は一瞬あったけど、今はそういうこともなく穏やかに生きています」と消極的で、「周りがどんどん結婚して、五輪が東京で開かれることが決まった時は子どもに見せてあげたいから結婚しなきゃと思いましたけど、周りを見たら相手がいなかった。保留です」と明かした。

 長年愛される秘訣(ひけつ)について松本は「よく助けられています。私はこんな女なので、ヒロミさんじゃなかったら離婚されているかなと思う。ヒロミさんには感謝しています」と苦笑混じりに語り、ヒロミと親交がある小沢は「よく遊んでいただきますが、ずっとママ、ママ、と伊代さんの話ばかりしていますよ」とフォローした。 

 映画は12月1日からTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー。