不倫している友人から、ある日「助けて」とアリバイ工作を頼まれた。
気が乗らないし、友人にもやめてと言いたいけど結局引き受けてしまい、後からモヤモヤ……。
一度OKしてしまうと、次もまた“お願い”されることが多いこんな頼みは、最初から断るのが賢明です。
巻き込まれてしまうとどんな火の粉が飛んでくるかわからないので、「協力できない」ときっぱり拒否しましょう。
実際にどんなアリバイ工作を頼まれたのか、またどう断ったのか、女性たちのリアルをご紹介します。
本当にあった!「不倫のアリバイ工作」の実態
1:せっかく買った前売り券まで利用されて
「大学の頃から仲のいい友人がいたのですが、会社の上司と不倫をはじめて、それから変わりました。
私と約束していても彼氏を優先して簡単にドタキャンしたり、そのくせ悩みがあるときは何時間も電話に付き合わせたり、振り回されていたと思います。
縁を切ろうと思ったのは、彼女と『楽しみだね』と話していた映画の前売り券を私が買っていたのですが、前日になって『彼氏と初めて泊まりに行くことになったの!映画は行けないんだけど、私とあなたが一緒に観たってことにしてくれない?』と頼まれたとき。
映画の約束より彼氏とのお泊りを取るばかりか、その日のアリバイに私を使うなんて、もうついていけないと思いました。
『私の気持ちも考えたら?』と冷たく言ってしまったけど、こんなふうに利用されるなんてうんざりです」(32歳/受付)
結局、この女性は友人と映画を観に行く機会はなかったそうです。
つらいのは、約束を不倫のアリバイに利用することに罪悪感を持たない友人の姿。
自分の気持ちをないがしろにされて、友人関係が続けられるはずがないですよね。
友人からの謝罪もない状態を見れば、今のうちに縁を切って正解かもしれません。
2:こっちは仕事なんだけど…
「在宅で仕事をしている友人。不倫中の彼氏がいるけど会える時間が合わずに苦労しているらしく、何度か相談されました。
家庭のある男性と未来がないのはわかりきっているし、やめてほしいと言ったけど全然聞いてくれなくて。
ある日、私が出張で県外に行くことになり、その話をしたら『その日私も彼氏とホテルに泊まるの。あなたと一緒にいたってことにしてもいい?』と訊かれ、びっくりしました。
『私は観光していたことにすればいいよね』って、こっちは仕事だしありえない。
自分の言っていることにまったく疑問を持たない様子が怖くなり、『上司が一緒だから無理だよ』と嘘をついて終わりました。不倫のアリバイに使われるなんてまっぴらです」(29歳/営業)
不倫相手との関係に浮かれてしまうと、こんな非常識すら疑わないのか、と驚いたのがこちらのケース。
“友人の出張に便乗して観光に行く”なんて、通用するはずがありません。
自分のアリバイを確保するためならこんな手段も考えつくなんて、「関わりたくない」とこちらの女性は話していました。
これ以来、友人の不倫話はいっさい聞かないようにしているそうです。