3:不倫の事実を知る友人との摩擦

彼女は、既婚の彼との不倫をある友人に話していました。

同じように彼氏との交際に悩んでいたその友人は、最初から彼女が不倫することに反対で、いざ肉体関係を持ってからは呆れてしまったのか話を聞いてくれなくなり、少し疎遠になっていました。

それでも、独身の彼氏と無事に仲直りできたことを報告したいと思った彼女は、友人に電話をかけます。

ですが、彼氏と以前より幸せな交際ができていること、既婚の彼とも無事に別れられたことを話すと、友人は

「○○くんにあなたが苦しんでいるって言ったのは私だけど、まさかあなたが本当に不倫するなんて思わなかった。それで○○くんと仲直りできても、やったことは変えられないから」

と冷たく言い放ち、電話を切りました。

ひどい、と彼女は思ったそうですが、不倫に反対する彼女の声を聞かず、実際に既婚男性と肉体関係を持ったのは自分です。

その事実は確かに消えるものではなく、否定もできません。

友人はLINEで彼女のアカウントをブロックし、電話をかけても取ってくれることはなくなりました。

そのときはじめて、彼女は「このことを彼氏にバラされたらどうしよう」と大きな不安を抱えます。

4:不倫の事実がバレることを怯えて暮らす日々

その女性は彼氏と共通の友人であり、ふたりが個人的に連絡を取り合えるつながりであることを知っていた彼女は、それからいつ女性が彼氏に自分の不倫を打ち明けるのか、怯えて暮らすようになりました。

彼氏から「今日仕事が終わったら会える?」とLINEが来ても、「実は彼女から事実を聞いて別れ話をされたらどうしよう」という不安が頭をよぎり、震える足で向かってみたらいつも通りの彼氏でやっと胸をなでおろす。

連絡が来ない夜は「彼女と話をしているのかも」と心配になり、用事もないのに彼氏に電話をしては不審がられる。

そのストレスは、彼氏が連絡不精で悩んでいたときとは比べものにならないほど重たく、友人に不倫を話してしまったことを後悔するばかりでした。

ですが、彼氏に不倫をバラす友人が悪いのではなく、安易に既婚男性との関係を選んだのは自分です。

“関係を断ったから終わり“ではなく、その過去はどこまでもつきまとうことを、彼女は痛感しました。

なんとかして友人と話したいけれど、ほかの人に何と説明して仲を取り持ってもらえば良いのかもわからず、結局何もできないまま彼女は悶々と日々を過ごしています。

彼氏がもし不倫の事実を知ったときにどうするか、その覚悟を決めることしか、彼女にはできません。

「友人に話さなければ良かった」と彼女は繰り返しますが、根本的に間違っているのはそもそも既婚者と肉体関係を持った自分の選択であり、誰かに話さなかったとしてもその事実は消えないということ。

友人が話さなければOKではなく、そんな過去を抱えて彼氏とまともに付き合っていけるのか、というところから考えなければいけません。

バラされるかどうかを気にしながら交際することこそ、彼氏に対して誠実ではないといえます。

このストレスの解決は、彼女が今度こそ正しい選択をすることでしか、消えることはないのではと思います。