男の子といえば、ワンパクでヤンチャで甘えん坊で、ママからすると性別が違うから理解不能で不思議な生き物。

ただでさえ大変な育児ですが、つねにパワー全開の男の子の育児はより体力勝負だったりしますよね。

そんな1人でも大変な男の子が、3人もいたら……?

『マルサイ家の三兄弟 ドタバタ絵日記 男子が3人います。』は、男子3人とのまさに“ドタバタ”な、けれどお腹の底から笑えて愛おしい毎日を、母親であるマルサイさんが愛情たっぷりにつづった絵日記。

ヤンチャすぎる男子3人を絶賛子育て中のマルサイさんに、男兄弟の“子育てあるある”をたっぷり伺いました。男の子育児に奮闘するママは共感間違いナシです!

下ネタは年齢を超えた兄弟のコミュニケーションツール(笑)

――男の子ひとりでも大変なのに3人も、という部分で、絵日記にもあるように体力勝負なことも多いかと思います。1人だったときと、兄弟が増えてからとで、どんなふうに生活が変わりましたか?

マルサイさん(以下、マルサイ):子どもが1人だった頃はいつも休憩したいとか1人になりたいとか、常に育児から離れる時間を求めていました。真面目に取り組み過ぎていて、心身共にクタクタだったんですね。

今は子どもが3人に増えあの頃に比べると圧倒的に忙しくなりましたが、余裕があるんですよ。

手の抜き方と要領の良さを身に付けたことと、子どもへの接し方のパターンがだいたい把握できているので、最低限の手数で対応できているように思います。

そしてこれは同性で良かった点でもあるのですが、子どもたちが一緒に遊んでくれること。

兄たちが帰宅してからは三男が私の手を離れて3人で過ごしてくれるので、その間に集中して家事を進められます。

これはだいぶ助かっています!

――一緒に遊んでくれるのは兄弟のいいところですね! 男同士、下ネタも盛り上がるのはあるあるということで……(笑)。

マルサイ:下ネタは兄弟間のコミュニケーションツールと言っても過言ではありません(笑)。

喧嘩のときも意気投合するときも、年齢差を越えた彼らの共通項なのでなるべく奪わないようにしています(笑)。

もちろん、あまりにもひどいときは一喝しますが。

ただ私が嫌悪感丸出しでいてもつまらない雰囲気になってしまうので、たま〜に一緒に下ネタで盛り上がることもありますよ。ホントに、たま〜にですよ(笑)!

お風呂で、長男と次男が「キン○マの中に何が入ってるんだろう」という話から、「コレ潰したいけど潰そうとすると痛いね!」と真剣に話し合っていたのには爆笑しました。アホすぎて(笑)。