近況を明かした上戸彩

 「Visa デビットカード 新CM発表会」が12日、東京都内で行われ、CMキャラクターを務める女優の上戸彩が登場した。

 VisaデビットのCMは2作目となる上戸。今回の「残高見える」篇ではカフェやコンビニの店員として出演し、「私はアルバイトの経験がないので、夢がかなった思いでした。テンションが上がりました」と笑顔で撮影を振り返った。

 トーク中には「私は最近ネットショッピングの“中毒”で毎晩、子どもが寝た後に、隣でずっとポチコしちゃってます。最近のぜいたくです」とマイブームを明かした上戸だったが、「お金の管理は得意?」「貯蓄事情は?」という質問には、「私は、お金に執着がなさ過ぎるのが良いのか悪いのか、いまだに自分の貯金額も知りませんし」と答えた。

 1997年の「全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞して芸能界入りを果たした上戸。以後、仕事に多忙な日々だが、デビュー当時は全く予想していなかったといい「私は二十歳になるまで保育士さんになるのが夢だったので、このお仕事で生きていこうと決めたのは二十歳を過ぎてから。それまでは気持ちの中では結構グラグラしていたし、迷いもありました」と振り返った。

 それでも「今は(この仕事が)楽しくてしょうがない」と感謝した上戸は、10年、20年後の仕事の展望を問われると、「いや~、ないですね。逆に今まで演じたことのない役や、出会ったことのないカラーの作品をやらせていただきたい。なるべく後戻りしないように、前に前に進みたいなと思います」と語った。

 また、正月の過ごし方について聞かれた上戸は「カウントダウンは娘を寝かせてからリビングで一人ぼっちでテレビを見ながら小さくジャンプしました」と答え、「1日からは家族で広島に旅行に行きました。瀬戸内海を目の前にして泊まるホテルなのですが、たくさんの家族と集まって、お正月をにぎやかに過ごしました。すてきなスタートを切れました」と報告した。

 今年の抱負については「本当にプロデュース精神がないというか、お仕事に関しては頂けたらうれしいな、ありがたいなという気持ち。後は母親として少しでも子どもと一緒に過ごし、穏やかで楽しい時間を作ってあげたいと思います」と語った。

 退場間際には報道陣から「旅行は3人で行かれたのですか?」「ずいぶんスリムになられましたが」などと質問を投げ掛けられたが、申し訳なさそうに手を合わせながら会場を後にした。